事の発端はつい先日、春日部駅を通りかかった際に上記展のポスターをたまたま目にした私。
元々生物の類は好きで定期的に足立区生物園にも足を運んでおり、以前生物園で開催されたゴキブリ展も見る位には虫が好きだったのもあり即「これは行かな!!」と、ポスターを目にした2日後に会場へと足を運ぶこととなった。
【3月31日まで】足立区生物園「Gっとみるゴキブリの世界 ガサガサ・ゴソゴソ展」に行って来ました!
もう1月も後半にはなってしまい、今更になってしまいますがあけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します ...
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上記の記事と同様に今回の記事でも
こんな記事をわざわざ見に来られていると言う事は
あなた…『覚悟して来てる人』…………ですよね
と、認識しておりますので、虫やその他諸々の写真はそのまま掲載しております。
ちなみにスカイツリー展望台では現在ジョジョとのコラボイベント開催中です。
虫が苦手な方は1つ前の記事で閉店間近のアンナミラーズのパイの紹介をしていますので、是非そちらへ移動し、虫とは一切無縁なスイーツ写真を御覧頂ければと思います。
キモい展2022 イベント詳細
キモい展2022の会場は東京ソラマチ5階にある「東京ソラマチⓇスペース634」。
公共交通機関で行かれる場合のアクセスは、スカイツリーラインの押上駅もしくは東京スカイツリーからでしたらすぐです。
イベント情報 | |
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会場 | 東京ソラマチ5階「スペース634」 〒131-0045 東京都墨田区押上1丁目1−2 |
問い合わせ先 | キモい展2022事務局 0120-132-762 (平日10:00~17:00) |
開催期間 | 2022年6月4日~7月14日 |
営業時間 | 10:00~19:00 ※入場は閉場時間30分前まで ※最終日の18日は18:00で閉場 |
料金 | ●前売り券 大人800円 子供(小学生まで)600円 ●当日券 大人900円 子供(小学生まで)700円 ※前売り券の販売は既に終了しています。 |
※ここから下はキモい展2022の会場内の様子を紹介しています、虫等の写真が普通にありますのでご注意下さい。
キモい展2022 会場内の様子
こちらは入り口、休日と言う事もあって入場するにも行列が出来ていました。
この時は列に並び始めてから会場に入るまで大体10~15分位だったように思います。
入り口にはアルコールと、コロナ対策で連絡先を書くような指示の紙とペンがありましたが、特にスタッフから案内もされず、廻りにも誰も書いてる人は居らず、そもそも記入用紙もなかったので記入はしていません
こちらは入り口の案内書き、フラッシュを使わなければ写真や動画撮影もOKとの事でした。
イベントの主旨を説明するPOP
地球上には分かっているだけで175万種、まだ未発見や名前がついていない物も含めると500万種以上いるらしい・・・まだ半分も見つかっていないと思うとロマンがありますね。
ただ、細菌類なんかも含めてこの数字だとすれば肉眼で目にする事の出来る生物は500万種の半分位でしょうか?
入り口入ってすぐの床に投影されていたCG映像、天井から降ってきたイモムシが床でうごめいていて、初手から苦手な方が阿鼻叫喚するような光景。
そして少し奥へと進むと・・・
!?
今度はクリアケースに入れられた実写版がお出迎えしてくださいました。
ネタバレしちゃうけど、今回の会場の中でもインパクトで言えばトップか2番目位にキモいです。
初手にいきなりコレを持ってきて視聴者のギアをマックスまで上げようと言う主旨なのでしょう。
となりのアクリルケースにも若干色味の違う似たようなミルワームが。
こちらの虫達の名称がこちら、ツヤケシオオゴミムシダマシ(Zophobas atratus)の幼虫と事。
中南米産の昆虫の幼虫で、ジャンボミルワーム等の名前で流通しているそうです。
ミルワームという事で多分こちらも爬虫類のエサとして日本でも普通に流通しているのでしょうね。
最初はインパクトがあったけど見てると慣れてくるもので、遠目で見てたら段々バスマティライスに見えてきてビリヤニ食べたくなった。
次に進むと「キモいトンネル」と言う名前のゾーンが。
既にミルワームで精神をヤられてしまった方や、この手のが得意な友達とかの付き添いでイヤイヤ連れて来られたような方の為なのか、左側にトンネルを通らないで済むエスケープロードが用意されていました。
ここら辺に主催者の配慮を感じますが、当然私は右のブレイブメンロードを進みます。
ただ、ここに展示されていたのは御覧のようにサソリ類なので、個人的には全くキモくありませんでした。
むしろさそりって普通にカッコイイと思うんですよね。
次のコーナーで展示されていたのはすっぱいニオイを出して敵に攻撃する昆虫「ビネガロン」
あの虫同士を戦わせる動画なんかにも度々登場していたので、あれを見ていた方なんかにはお馴染みの虫じゃないでしょうか?
混んでて後ろにも人が並んでるような状態だった為、遠近で簡単に写真を撮るに留まってしまいました。
アップで観たい方は是非会場へ。
ヒヨケムシ
ウデムシ
ウデムシとかヒヨケムシはキモい虫としてはメジャーですよね。
オオムカデ
ムカデは日常生活でも遭遇する可能性もあり性質も獰猛で噛まれる危険性等もある為、キモいと言うよりも単純に恐いです。
ここからは爬虫類&両生類コーナー。
最初に展示されていたのは3種のカエルの水槽。
ジャングルの宝石なんて言われてたりするヤドクガエル。
飼ってみたいんですけどカエルって世話が難しいのもあり躊躇しています。
お次はヘビコーナー
苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、綺麗な緑色なのもあってキモさは個人的には全くありませんでした。
こちらはコケガエル、最初はどこに居るのか全く分かりませんでしたが近くに寄ってみると・・・
中央に居るのがコケに擬態したカエル、遠目だと全然分かりません。
ここら辺から暫くは普通の動物園みたいなそんなにキモくない展示が続きます。
ここからは少し変わったトカゲ類を集めたコーナー
こちらはヨーロッパアシナガトカゲ、一見するとヘビにしか見えませんがれっきとしたトカゲの仲間だそうで、ヘビと違い瞼があったり、敵に襲われると尻尾を切ったりするトカゲ特有の特性を持っています。
こちらはミズアシナシイモリ、足の無いイモリで現在は生息数の減少等から保護対象生物になっているそうです。
水槽のはじっこにへばりついていました。
そういえばナマズとかも何かにくっついていないとおちつかないので端っこに居ることが多いと生物系Youtuberさんのホモサピさんが動画で言っていたのを思い出しました。
死んだフリをするセイブシシバナヘビ、ヒョウ柄で普通に綺麗。
ここからは臭い生き物ゾーンに突入。
ニオイガメの仲間。
カメムシの仲間
臭い生き物ゾーン終了。
レッドテグーと言う大型のトカゲ。
ロマサガ3に出てくるムクチャーみたいに寝てました、ロマサガ3リマスターは教授が仲間になるなら買ったのに。
マレーアカニシキヘビ
赤西仁とは当然何の関係もありません。
モルモットの毛が無いバージョン、そういえば毛が無いネコなんてのもいますけど、あれも割とインパクトある見た目してますよね。
エジプトでお馴染みスカラベ、向こうでは古代よりアクセサリー等にも使われています。
フンを集める様子は見られましたが、残念ながらコロコロする姿は見られず。
ここからはGコーナー、心して御覧下さい。
マダガスカルオオゴキブリ
ペットローチとしても人気のヨロイモグラゴキブリ
爬虫類飼ってる人にはエサとして、デュビアの名称でお馴染みのアルゼンチンモリゴキブリ
白黒模様が可愛いドミノローチ
世界最大級のゴキブリ ブラベルスの仲間
そしてここで
ラスボスが降臨
↓それがコレ
キモい展の最後を飾るに相応しい展示物、
一応モザイクは掛けましたがこの下にノーモザイク&アップ版の画像があります。
苦手な方はここで回れ右をして
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こちらのコロナ過前のホタルの記事を御覧下さい。
ちなみに以前は毎年足立区生物園で開催されていたホタルの夕べですが、今年も未だに告知が無いのを見るに恐らくは今年も中止になってしまったのでしょう。
と、言うか告知すらされないのを見るにもう今後はやらないのかもしれません。
さて、それではゴキブリタワーの写真を公開させて頂きます。
それがコチラ。
見てみたところ展示物の木みたいな奴にミツのようなものが塗られていて、Gがそれにたかっている為にこんな事になっていたようです。
写真だとまだ良いですが近くで見ると当然大量のGがうごめいている訳ですからなかなかにキモいです。
私はデュビア系のGは別に平気なんですけども、レッドローチ系のGは苦手で、これはレッドローチ系のGなんでちょっと本当に嫌でした。
ゴキブリタワーを抜けるといよいよ出口。
小学生の頃体育館で見たような感じのスクリーンにて映像が流れていました。
壁にはこんな文字が、素晴らしいと言うかスンバラリア星人と言うか、個人的にはそんな感じでした。
ふれあいコーナーも毎週火曜と木曜日の14:00~14:30に開催されているようですが、その時間じゃ余り参加者は居ないでしょう。
平日のまだ小学校も終わっていない時間では子供達も来られないでしょうし、展示も7/18に終わってしまうので夏休みにも間に合いません。
折角やるならもうちょい開催時間考えたほうが良いように思いましたが、実際にはとりあえずそういうコーナーを間に合わせで設けてみただけで実際には余りやる気は無いのかもしれないな・・・なんて感じの裏側を邪推してみたり。
こちらのイベントは再入場も不可ですからまた後で来るなんて事も出来ませんし、30分掛からず見て回れるような広さなのでずっと中に居るなんてのも難しいでしょうから。
終わりのメッセージ。
外に出ると物販コーナー。
ただし売ってるのは「おや、これ足立区の生物園でも売ってたぞ?」みたいな奴でイベント独自の物は余りありません。
キモい展らしいおみやげと言えばこちらのキモい展VRゴーグル位、こちらで同時販売されているキモい展VRチケットを買うと、キモい展2022の実際の会場の様子を360℃VRでバーチャル的に見られるようです。
人が居てじっくり見られなかったなんて時にはこれを買っておけば家で心ゆくまでゴキブリタワーを眺められます。
正直、買ってる人は殆どおらず、むしろ足を止めてじっくり見る人も余りいなくてみんな素通りしてる感じでした。
スタッフの方が映りこんでしまうので撮影は遠慮しましたが、昆虫食やタガメサイダーなんてのも売ってたりしました。
ちなみにここで売られていた昆虫食は、下記のシリーズでした。
あとがき
とっても良い天気だったこの日のスカイツリー。
入場料が900円なのを考慮すれば楽しいイベントだったと思います、まだあと2週間ほど開催されていますので気になった方は是非。
そうそう、最近滅茶苦茶ブレイクしてる生物系Youtuberホモサピさんが初の書籍を出版しました。私も予約して購入しましたのでホモサピさんのファンの方は是非購入を!
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地球は食べ物 いきもの獲って食べてみた日記 [ ホモサピ ]
ちなみにホモサピさんをご存知無い方の為に、私がお薦めの動画を最後に紹介させて頂きます。
やってる事は割とアレなのに、語り口が軽妙かつポップでカラっとしてるのが魅力です。
多分そこが彼が人気の理由でもあると思います。