【随時更新】松屋の期間限定メニュー&新メニューレビュー【最新版】

私は毎週2、3回は松屋を利用しています。すき家や吉野家もたまに利用するのですが、気が付くと足が松屋に向かっている事が殆ど。
その理由は複数有るのですが、理由の1つに新メニューのサイクルの速さもあります。
松屋はほぼ毎週新作メニューが発表され、数週間で入れ替わるようなサイクルになっているのでついつい試してみたくなってしまうのです。
ただし松屋は時折かなり攻めたメニューを発表する為、好き嫌いの好みがはっきり分かれる場合も多かったり。
なのでこの記事では松屋の新メニューを食べた感想を、主観と客観混ぜつつお伝えしていこうと思いますので、松屋を利用される際の皆様の参考になれば幸いです。
前のテーマから現在のテーマに変えた際に投稿画面をクラシックエディタからブロックエディタに変えたんですけれども、恐らくそれ関連でなんらかのバグが起きてしまったようで、記事の読み込みが滅茶苦茶重くなってしまいました。
復旧を試みましたが、無理だったのでまたイチから作り直しました。
- コムタム風ポークライス
- カルビホルモン丼
- ドライグリーンカレーソーセージポテサラ
- 今治焼豚玉子飯
- 炙りチーズペペロンチーノチキン定食
- ジャークチキン
- 回鍋肉定食(2025)
- デビルチキン
- チーズ欧風牛タンカレー
- 国産雪国育ち厚切りトンテキ定食
- うなたま丼
- チーズ創業ビーフカレー
- チーズうまトマハンバーグ定食
- にんにく牛バラ焼定食
- 旨辛豆腐牛バラ焼定食
- チキンケバブ丼
- 本格四川風麻婆豆腐
- プルコギ定食
- ロゼクリームチキン
- チーズバーガー丼
- ニンニク野菜牛めし
- たっぷり海老のニューバーグソース
- チーズ煮込みトマトチキン定食
- サムギョプサル風極厚豚バラ焼肉定食
- 水煮牛肉(シュイジューニューロー)~四川風牛肉唐辛子煮込み~
- 2倍盛りいくら丼
- ダブルカットヒレステーキ丼
- 牛豆腐キムチチゲ厚切り豚カルビ焼肉定食
- 煮込みビーフシチュー定食
- 炙り十勝豚丼
- ねぎマヨ辣牛めし
- マヨキムチ牛めし
- 【店舗限定メニュー】クジェナパプリツェ~鶏肉のパプリカクリーム煮~
- 【店舗限定メニュー】マフェ
- 【店舗限定メニュー】チーズバーガー丼
- ブラウンソースエッグハンバーグ海老フライ定食(松のや併設店限定メニュー)
- 鶏豆腐キムチチゲ
- リトアニア風チーズホワイトソースハンバーグ(販売開始)
- スタミナ厚切り豚カルビ定食
- 厚切り豚カルビ焼肉定食
- 豚と茄子の辛味噌炒め定食
- キャベツとベーコンのペペロンチーノ牛めし
- 【店舗限定】海老麻婆豆腐
- 【店舗限定】ごろごろチキンの麻辣ソース定食(販売開始)
- ごろごろチキンのバターチキンカレー
- てりやきエッグハンバーグ定食(販売開始)
- 親子丼
- 高菜明太マヨ牛めし
- 鶏のバター醬油炒め定食
- 柔厚炙りチャーシューエッグ定食(販売開始)
- チーズうまトマハンバーグ定食
- 回鍋肉定食
- 2種盛牛焼肉丼
- シャリアピンソースのエッグハンバーグ丼
- キムチ牛めし参鶏湯風スープセット
- カルビホルモン丼
- オリジナルチキンカレーギュウ
- 山形だしわさびとろろ牛めし
コムタム風ポークライス

販売時期 | 2025年8月26日 |
値段 | 880円 |
松屋の新しい名物となりつつある世界各国の料理シリーズ、今回はベトナム。
毎回各国の大使館職員を招いて試食会を行ったりもしているので、そういう国際交流を行う意味もあってやっているのだろう。
ただ私は食べる前に嫌な予感がしていた。
と、言うのも松屋は割と既存の食材を味付けなどを変えて期間限定に流用する事が多いのだけれども、だからこそメニューの写真を見て、この豚肉今治焼豚玉子飯と同じ肉を使っているんじゃないか?と言う気がしたからだ。
私にとって今治焼豚玉子飯は、今年販売された期間限定メニューの中でもワースト3に入る位に好きじゃないし、当然美味しいとも思わないので再びあの肉を口にするのは正直気が進まなかった。

ただ、実物を見てその心配は杞憂だったと安堵した、使われていた肉は豚バラスライスだったからである。

ヌクマムと言う魚醤を使ったソースが添えられている、昔読んだ美味しんぼ11巻の香港での決戦で山岡さんが用意したのもこれだった(地方によって呼び名が若干違うらしく美味しんぼの作中ではニョクマムと呼ばれていた)

食べてみた感想だけど、私はタイ料理も好きなのでこの手の味は大好物で大変美味しく頂けた。
添えられてる野菜、特に千切りにされたパプリカが全体の味をまとめていてとても良い仕事をしている。この野菜が無かったらバラ肉の脂が少々しつこく感じてしまったかもしれないが、野菜とヌクマムソースのさわやかさでしっかりとバランスが取られている。
こちらのメニューはなるべく日本人受けするように味がマイルドに調整されているけれども、魚醤を使っているのもあって苦手な人は駄目かもしれない。
松屋の公式SNSでこれにコーラを添えて食べている様子が投稿されていたけれど、確かに暑い国の料理にはコーラが良く合う。今度また食べる機会があればコーラと一緒に頂こうと思う。
短評
越谷近隣はベトナムの方も多く住まわれていて特に吉川辺りはベトナム料理店も多いので、今度ベトナム料理店でガチのコムタムを食べてみようと思う。
また食べたい度
82点
カルビホルモン丼

販売時期 | 2025年8月12日 |
値段 | 980円 |
松屋はたまにこの手のホルモン系メニューを期間限定で登場させてくる。
今回はカルビとホルモンをセットでご飯に乗せると言うよくばりセットな仕上がりになっていた。

デフォで980円とは松屋もなかなか高くなった物だと思うけれども、これだけしっかり具材が上に乗っているのだから割かし満足度は高い。

現在松屋では無料サービス券を配布中で今回も頂いたのだけれども、松のや併設店と普通の松屋だと券の内容が少し違う。
松屋だと無料サービス券が4枚だけれど、松のや併設店はサービス券が3枚に減る代わりにとんかつ定食各種が500円(税込み550円)で食べられる定期券がついている。
ただアプリを使っている方は常時この定期券の金額で食べられるのでアプリを使っている方だったら普通の店舗で貰えるサービス券の方が有難いんじゃないかと思う。

料理を受け取った際お盆にサービス券が乗っていた所で、前回貰ったサービス券を使い忘れたのに気が付いた。
こんなの絶対キムチ添えたらもっと美味しくなるじゃないかと。
ちなみに公式では半熟卵推しのようで、来週には半熟卵セットも販売したいとX担当の方がおっしゃられていた。
半熟卵にさらにキムチもトッピングしたら美味しそうだし、なんならチーズも...なんて感じで欲望のままにトッピングを重ねてしまうと昨今の松屋は平気で1500円の壁を超えて来るから注意。
味は期待&想像通りに美味しい。
カルビとホルモンが入ってるお陰で焼肉屋に来たような気分が味わえる、あと地味にニンニクの芽が良い仕事してて全体をまとめてくれており、夏らしくスタミナも付きそうなボリューミーな一杯。
「気になったら試してみて損は無い」
あくまで個人的感想ではあるけれども、私にとってはそう言いきれてしまう位にお薦め出来るメニュー。
短評
卓上調味料とサイドメニューを色々組み合わせてカスタマイズしても美味しそう、なんならカレーかけても美味しそう。
また食べたい度
90点
ドライグリーンカレーソーセージポテサラ

販売時期 | 2025年8月5日 |
値段 | 980円 |
以前も一部店舗で実験販売されていたメニューで、その時にも食べた事がある。
今回全店舗で正式に販売された際に、以前は無かったポテトサラダとソーセージが添えられたバージョンもメニューに掲載されていた、恐らく試行錯誤の末開発担当者が「これはイケる!」となったのだろう。

グリーンカレー味のドライカレーと、普通のグリーンカレーの二種類が同時に味わえると言うのがウリ、そこにポテトサラダとソーセージと福神漬けが添えられて波状攻撃のように口に入れると色んな味と歯ざわりが押し寄せて来る。
食べてみた正直な感想は...
ポテトサラダもソーセージも要らない
絶望的に合わないって訳でも無いんだけれども、ウッチャンに対するナンチャン!なんて感じのマリアージュは全く無く、むしろ無い方が純粋にメニューを味わえたと私は思う。
メイク覚えたてでアイメイクとリップのバランスがちぐはぐになってたり、ファンデの色選びを失敗して首と完全にツートンカラーになってしまってる若い女の子が思い浮かぶような、そんな味だった。
単純にグリーンカレーだけだったら美味しく頂けるので、次食べる事があったら普通の方を頂こうと思う。

キャンペーン中のようでこちらの件を頂いた、いつもながらこのクーポンは地味に有難い。
以前配布された物と違い、夏だからかゼリー3個も選べるようになっててお子様なんかが喜ぶんじゃないかと思った。ただ私は恐らく今回もポテサラかキムチの2拓しか選ばないだろうけれど。
短評
ドライグリーンカレー単体だったら84点位だけど、ポテサラソーセージ付だとこれ位に点数になってしまう。これを付ける位だったら同じ値段なのでドライグリーンカレーの生野菜セットを頼んだ方が健康にも良さそうだしそっちをオススメします。
また食べたい度
64点
今治焼豚玉子飯

販売時期 | 2025年7月29日 |
値段 | 880円 |
思い返せば食べる前から結果は見えていたのかもしれない。
去年8月に販売された柔厚炙りチャーシューエッグ定食は2枚盛が1,390円で3枚盛だと1,790円。
恐らくクオリティ重視で販売した結果、その位の価格になってしまったのだろう。世間の声はやはり「美味しいけど高い」「松屋でそんなに出したくない」等の声が多く、実際自分も一度食べれば良いやとリピートはしていない。
そこでどうにか価格を抑えようと企業努力したのが、今回の今治焼豚玉子飯なのだろう。去年のチャーシューエッグ定食と料理の内容自体は大体一緒なのにも関わらず価格が880円はかなり頑張っている。

チャーシューは目玉焼きの下に隠された形での盛り付けになっている、これは元ネタの今治焼豚玉子飯自体がこういう盛り付けでそれに倣っているようだ。

チャーシューはかなり薄くスライスされており、こちらもどうやら今治焼豚玉子飯の本場の調理法に倣ってそのようにしているらしく、価格を抑えつつもしっかりと元ネタをリスペクトた上で雰囲気を再現している。
その点についてはさすが松屋。
けれど、純粋に味について正直な感想を申し上げると
全く美味しく無かった
チャーシューは元々そういう物なのか調理法を間違えたのか分からないけれども
パサパサで非常に口当たりが悪く、噛みしめて見ても味もそっけもない。
一言で言うならば「出涸らし」のような肉だった。
これを美味しく食べようとするんだったら、マヨネーズ辺りを大量にぶっかけたら肉のパサパサ感も緩和されて、恐らくはそれなりに美味しく頂けたんじゃないかと思う。
短評
こんなもん食べる位だったらおうちに帰って自分でハムエッグ作ってご飯に載せた方がよっぽど美味しいと思う、現段階では個人的に今年一番のハズレメニュー、二度と食べたくない。
また食べたい度
-90点
炙りチーズペペロンチーノチキン定食

販売時期 | 2025年7月22日 |
値段 | 990円 |
こちらもジャークチキン同様に店舗限定販売のメニュー、だけれどもコチラは越谷近隣の店舗はほぼ全店で提供してるような感じだった。

ジャークチキンもそうだけど松屋のチキンメニューには基本ハズレが無いし、さらにこちらはシュクメルリ同様チーズ&ガーリックの組み合わせなので滅茶苦茶期待していました。
一口大にカットされた鶏もも肉がサークル上に並べられ、中央にはサイドメニューの炙りチーズポテトが鎮座しています。
私はメニュー名だけ見て写真を良く見ずにイメージだけで「炙りチーズポテトが合いそうなメニューだな」と思って単品でも頼んでいたので、謀らずとも増量したような感じになってしまいました。
味の感想ですが
滅茶苦茶好みの味でした
チーズとポテトとガーリックの風味も勿論ですが、輪切り唐辛子が結構な量入ってるので辛味も結構あります。
写真だと隠れてて殆ど見えませんが、実は細切れのベーコンも入っていて多分チキンにかかっているオイルにコクをプラスする目的がメインなのでしょうが、これがポテトと相性が良くて地味に美味しかったです。
以前期間限定メニューで提供されていたペペロンチーノ牛丼よりも遥かにこっちのメニューの方がベーコンの旨味が生きていると感じました。
短評
松屋のシュクメルリが好きな人は多分このメニューもハマると思う、X見てると味が濃いと言う声もチラホラあったけど、確かにそれはそう。
ただ、だから美味しい。
また食べたい度
100点
ジャークチキン

販売時期 | 2025年7月22日 |
値段 | 890円 |
もうすっかり松屋の定番になっている世界各国料理シリーズ、今回はジャマイカ料理のジャークチキンで、こちらは店舗限定販売。越谷近隣だと提供しているのは草加西口店のみ。
松屋のチキンメニューはほぼハズレが無いので期待大。
ご飯の上にソースがかかったチキン、その横に炙りチーズポテトと生野菜。
なんとなくジョナサンのタンドリーチキン&メキシカンピラフを髣髴とさせるような配置。

チキンは想像通りとっても美味しかった、松屋のチキンはバッター液にでもつけているのか、柔らかくジューシーでパサパサ感は皆無。
チキンの上にかかってるソースも良くマッチしてて、刻みタマネギの歯ごたえが良いアクセントになってる。
チキン料理としては満点、とっても美味しく頂けた。
ただ、白米との相性はそこまで良くは無く、チキンをオカズにご飯が進むかと問われたらそうでも無い。
これでご飯がバターライスとかそれこそジョナサンのタンドリーチキンメキシカンピラフのようにピラフだったならば、プレート全て含めて満点だっただろう。
そういう意味で「惜しい」と言うのが正直な感想、ただチキンは本当に美味しいので是非食べてみて欲しい。
近々もう一度注文して、ご飯方面をどうにかアレンジ出来ないか、他メニューとにらめっこしながら考えてみようと思う。
このメニューにはさらに美味しく頂ける可能性が感じられるからだ。
短評
松屋のチキン系メニューは本当にハズレが無い、このメニューも是非試してみて欲しい。ただご飯のオカズになるような味の系統じゃないので何かサイドメニューを添えると良いかもしれない。ところでデビルチキンがもう近隣店舗だとどこも売り切れで食べられないのが滅茶苦茶残念。
また食べたい度
91点
回鍋肉定食(2025)

販売時期 | 2025年7月15日 |
値段 | 860円 |
去年の回鍋肉定食から丁度1年後に販売開始した松屋の回鍋肉定食、この感じだときっと来年も同時期位にまた販売されるのだろう。
去年は選べる小鉢(半熟卵orキムチ)付で880円だったけれども今年は小鉢無しで860円、小鉢が要らなかった人にとっては純粋に値下げされて嬉しいかもしれない。

Wにしなくてもそれなりの量、昨今の松屋のメニューの中にはWでやっと標準的な量でシングルだと少なくて唖然とするような物もあった位なのでこれは素直に有難い。
味は一言で言えばなんか物足りない感じだったが、もしかしたら松屋は味が濃いと言う声に答えて少し塩分量を控えめにしているのかもしれない。
卓上調味料の醤油をひと回しして七味を振りかけてみた所、個人的には丁度良い味付けになった。
濃すぎる分にはどうしようも出来ないけれど、薄いならこうして調整出来るのだから薄めに作っておいた方が万人には良いだろう。
短評
個人的にはデフォルトの味付けだと前にオリジン弁当で売ってた回鍋肉弁当の味付けの方が美味しいと感じた。ただそこらへんは完全に好みだし醤油等で調整出来るので問題は無いかも。ボリューム感もまずまず。
また食べたい度
80点
デビルチキン

販売時期 | 2025年7月8日 |
値段 | 850円 |
シュクメルリが当たったからか、ここ数年の松屋は二匹目のドジョウを狙って色んな国の色んな料理の取り込みに精力的に取り組んでいる。
ワールドワイドメニューはどれもさすが松屋と言わんばかりにご飯にしっかり合うように味の調整がされており、日本には馴染みの無いメニューなんかでもどこか親近感のある味わいに仕上がっている為、食べてみて大外れだと感じるメニューは余り無い、むしろ通常の期間限定メニューの方がハズレ率が高い位。
コチラのメニューはスリランカの辛くてスパイシーなチキン料理。
つまり大雑把にジャンル分けすればカレーである。

チキンの他に具はタマネギとピーマン、あと私は気が付かなかったけれど(と言うか入って無かったかも)公式Xによるとカレーリーフも入っているのだとか。
元々カレーが好きな私には当然大当たりなメニュー。
タマネギやピーマンの甘味が最初に感じられ、その後スパイスの香りが辛味と共に口の中に広がり...まさか夜中にこんなスパイスカレーが食べられるとは驚きだった。
最初に甘味で後から辛味と言う表現は牛タンカレーでも使用したが、こちらのデビルチキンの場合後から来る辛味が牛タンカレーとは段違い。
辛い物には割と慣れてる私でも
うわっ辛い
と思う位には辛いので、辛い物が苦手な方にはまず無理だと思う。
ただ、辛い物が好きな方、カレーが好きで色んなお店を食べ歩いているなんて方はかなり好みかと。
繰り返すけれど、手軽にこんな本格的なカレーが食べられるなんて本当に素晴らしい。
短評
松屋が公式Xでデビルチキンについてここ数日頻繁に投稿してたんだけど、チーズをトッピングするのもオススメとの事。
さらには公式でコーラを合わせたりもしてたけど、確かにカレーとコーラは良く合うのでそちらも今度やってみようと思う。どちらにしても後1、2回は食べると思う。
また食べたい度
91点
チーズ欧風牛タンカレー

販売時期 | 2025年6月24日 |
値段 | 980円 |
私のこれまでのイメージだと、創業ビーフカレーこそが松屋は大正義であって、それ以外のカレーについては正直当たりのメニューだと感じた事が殆ど無い。
「ね!やっぱり創業ビーフカレーが一番美味しいでしょ!?だから次販売する時はまた値上げするけど許してね!」
そんな風に、創業ビーフカレーのプロモーションの為にその他のカレーは存在していると思っていた。
今回のカレーだってきっとそうだ。
「ただ国産豚肉を使ってるだけで1500円近い価格設定にするような松屋が、牛タンを使ったカレーを780円で販売するなんて..きっと碌なメニューじゃないに決まってる!!」
そんな風に考えてしまう位、基本的に私は松屋の事を好きだけれども信用はしていない。
そういう油断ならない関係と言うのも、恋愛だったら良いスパイスになって刺激的で楽しいなんて事もある。
このカレーもそんなだったらどんなに良いだろうか。

ほらみたことか、牛タンなんて大々的に打ち出してるけれども肉なんて3切れ..いやこの大きさだったら三粒とお表現した方がしっくりくるかもしれない。
何にしてもこれで牛タンを全面に押し出して名乗るのはちょっと厚かましいと言うか、でもメロンソーダにメロンは入ってないんだからそれよりマシじゃないかとか、色んな思いが交錯する見た目だった。
肝心の味だけれども、口に入れた瞬間は最初は甘味がコクと共にガッツリ来る。
その後想像していたよりもかなり強めの辛味が追いかけて来る感じで、甘味と辛味のバランスと言う意味では南越谷にもあるチェーン店の日乃屋カレーに似ている部分があると感じた。
最初は「あーこういう感じかー。」と、余り好みでは無いなと思ったんだけれど、食べて行くうちになんだか後を惹く感じで気が付いたら食べ終わっていた。
牛タン感は物足りないけれど単純にルーが美味しかった。
ただ先ほども申し上げたように、甘味も強いけれど辛味もかなり強いので辛い物が苦手な方は注意した方が良いかもしれないし、甘味のあるカレーが好きじゃない方には単純に苦手な味になるかもしれない。
どちらにしても割と好みが分かれるカレーかもしれないが私は割と気に入った。
短評
最初は甘くて徐々にスパイシーに...そんな恋愛だったらドツボにハマってしまいそうな感じの美味しいカレーだった、ただし牛タン感どころか肉感も余り無いのであくまでルーの美味しさを楽しむ感じで。
また食べたい度
82点
国産雪国育ち厚切りトンテキ定食

販売時期 | 2025年6月24日 |
値段 | 1,380円 |
食べる前から「これ絶対ウマい奴!」と分かる物がある。
逆に食べる前からなんとなく味の想像がつく物もある。
このメニューは恐らく後者だろうと思っていた、所詮はトンテキであるし想像を大幅に超えて来る事はまず無いだろう。
だとしたらこの金額は高い、そもそも国産雪国育ちの豚肉とあるけれども結局はただの国産豚肉でそこまで高級な豚では無い。単に単価を上げる名目でそんなキャッチコピーを商品名に入れ込んでるだけのように感じた。
もっとも食べる前から余り文句を言っても仕方ない、実際に食べてみる事にする。

カットニンニクがゴロゴロと乗っていて見た目は良い、そして厚切りと言うだけあって松の屋のとんかつよりも分厚い。
最近の松屋のメニューはダブルにしないと少々見た目が寂しい物が多いけれど、こちらはシングルでも十分ボリューム感がある、と言うかこの値段をとるならそうじゃなきゃ困る。
さて、食べてみた正直な感想だけれども
良くも悪くも想像通りの味
で思っていた通り期待を大幅に超えてくることも無く、美味しいけれども想像していた通りで、だとしたらちょっと割高じゃないかと感じてしまった。
恐らく、海外の豚肉を使って同じメニューを作ったとしても恐らく大きな味の違いは無いだろう。後、厚切りにしたのもあってソースと一体感が余り無く肉単体ではご飯が進むような感じでは無いし、ちょっと肉の固さも気になる。
むしろ豚肉自体よりも上に乗ってるカットニンニクの方がご飯が進む位。
一度食べれば十分、リピートはしないで良い。
もしこちらのメニューをまだ食べて居ない方が、食べる前にこのレビューを見たならば、悪い事は言わないのでこのメニューでは無く、キムチ牛めしにチーズトッピングして食べた方が幸せになれると思う。
短評
来週はこちらのトンテキのシャリアピンソースバージョンが新メニューとして発売されるけれども、そちらはさらに100円高い1480円での販売。
そっちは本当に食べたくないからレビューは見合わせる。
また食べたい度
2点
うなたま丼

販売時期 | 2025年6月17日 |
値段 | うなたま丼 1,130円 ダブルうなたま丼 1,830円 トリプルうなたま丼 2,530円 |
今年からうな丼のレパートリーの1つとして新たに加わったうなたま丼、通常のうな丼だとご飯の量に対してオカズが少ないし、かといってダブルにすると一気に値段が跳ね上がるから躊躇してしまう。
そんなあるあるな選択肢への解決策は去年までうなぎコンボ牛めしのみだったけど、そもそもうなぎと牛めしってそんなに相性良くないよねって言う声がもしかしてあったのか、新たな選択肢を松屋は提案してきた。

目玉焼きをを軽くつぶしたような物がうなぎの下には敷かれていた。

GABANの山椒が添えられている、昭和生まれの方々の多くはきっと山椒の小袋を手にした瞬間、脳内にあの歌が流れている事と思われる。
ためらわずウナギにかけましょう。+
短評
タマゴが敷いてある事によってシングルウナギでもご飯のオカズが十分事足りるようになったのはコスパ的にとっても有難い。ただしウナギと玉子がマリアージュしている感じは一切無く、鰻丼と玉子丼が一緒に盛られているだけと言った感じだった。
恐らく公式的にはウナギのタレでタマゴを食べるのを想定して作られたメニューなんだろうけど、だとしたらウナギのタレが絶望的に足りない、そういう食べ方をするなら今かかっているタレの倍は必要だ。
結局玉子は醤油と七味を掛けて鰻とは分けて頂いた、目玉焼き丼は朝食に良く食べるのでとっても美味しく頂けました。
食べ応えはあったしウナギ自体も美味しかったのでそれなりには満足したけれども、なんかこうすんなり「美味しかった!大満足!!」とは言えないようなひっかかりがある。
けれどメニュー開発担当の色んな苦悩や試行錯誤が奥に見えて少し目頭が熱くなるような思いはある。
また食べたい度
85点
チーズ創業ビーフカレー

販売時期 | 2025年6月10日 |
値段 | 980円 |
短評
美味しかったんだけれども、昔はこれが500円もせずに食べられたんだなあと思うと、純粋に美味しさを感じられなかったと言うか
「これが千円かぁ...まあ美味しいけどさァ。でも昔はカレーギュウで580円位だったよなァ...。」
みたいな物悲しさの方が先立ってしまった。
美味しいんだけどそりゃ1000円出せば当然だよなって言う感想になってしまう。
ただ味のバランスで言えばスパイシーと旨味とコクのバランスが良くて私はココイチのカレーよりも全然美味しいと思う、具は小さめの牛肉片が2切れ程度でそんなに肉感は無いけれども、レトルトカレーの牛肉のような嫌な臭みとか筋張った感じも無くてしっかり煮込まれていて柔らかく美味しかった。
また食べたい度
70点
チーズうまトマハンバーグ定食

販売時期 | 2025年6月3日 |
値段 | 1180円 |
短評
ついにレギュラー化したうまトマハンバーグ、実は毎年ソース等の味が調整されてて微妙に味が違っているんだけど、レギュラー化した事で恐らくは万人に受けるような調整をしたようで去年に比べるとマイルドな味になっていた。私は味が尖ってた去年のうまトマハンバーグの方が好みではあるけれど、当然これはこれでとっても美味しかったです。
ちなみに去年リュウジがうまトマハンバーグの再現動画をUPしてたけれど、その際に本家を一口食べて「これもっと美味しくしてもかまわんのだろう?」と、本家へのリスペクトの欠片も無いような発言をしてからアンチになりました。
また食べたい度
94点
にんにく牛バラ焼定食

販売時期 | 2025年5月27日 |
値段 | 890円 |
短評
ニンニクとニンニクの芽がイイ味出しててとっても美味しかったです。私は醤油で頂きましたが、バーベキューソースでも美味しそうな感じ。
また食べたい度
88点
旨辛豆腐牛バラ焼定食

販売時期 | 2025年5月27日 |
値段 | 890円 |
短評
スプーンが付いていなかったので食べてくうちに豆腐が崩れて食べづらかったです。味は悪く無いのですがいかんせん肉の量が少ないので生卵を付けてスキヤキ風にして食べるにもちょっと量が物足りなかったり。あと熱せられてるので豆腐が普通に鍋に焦げ付いてそれも食べ辛さを感じる一因でした。
また食べたい度
50点
チキンケバブ丼

販売時期 | 2025年5月20日 |
値段 | 890円 |
短評
一度テイクアウトで食べて、チーズが合いそうだなと思ったので再度店舗でチーズをトッピングして食べてみました。が、チーズがかき消されてしまう位にソースの味が強かったので余り意味無かったです。良くも悪くもソースの主張がかなり強く、辛味もかなり強いので辛い物が苦手な方には無理かも。後、町のケバブ屋でケバブ丼頼めばもっと安く本当のケバブが乗ったケバブ丼が食べられるので、お近くにケバブ屋さんがある方にとっては余り魅力的なメニューには映らないかもしれません。
ただ、松屋はチキンの処理が上手なのか基本チキン関連のメニューは柔らかくジューシーで美味しく頂けるので好きです。
また食べたい度
85点
本格四川風麻婆豆腐

販売時期 | 2025年5月13日 |
値段 | 880円(写真は生野菜付の定食なので980円) |
短評
とりあえず辛味も塩味も滅茶苦茶強いので好き嫌いが分かれる味、だけど私が以前横浜中華街で食べた一切日本人向けにアレンジされていない四川風麻婆豆腐はこれよりもさらに塩味辛味共に強かったので、松屋的にはこれでも割と日本人向けにしているんだと思う。個人的には好きだけどかなり尖った味だったので嫌いだって言う人の気持ちも分かる。
今回も再登場メニューなので恐らくは今後も定期的に販売されるんだろうけど、辛いのが無理な人はやめといた方が良いです。後、豆腐とソースの量をこうして冷静に見るとこれで980円ってちょっと割高じゃないかなとも思う。
また食べたい度
80点
プルコギ定食

販売時期 | 2025年5月6日 |
値段 | 890円 |
短評
ニンニクの芽とタマネギ、後は添えられたキムチが良い仕事しててバランスの良い定食。ただ逆に言えば肉自体の量はそう多く無いのでガッツリ食べてる感はそんなに無かった。味付けはご飯が進む感じでとっても美味しかったです。
また食べたい度
60点
ロゼクリームチキン

販売時期 | 2025年4月29日 |
値段 | 880円 |
短評
韓国発祥の料理らしいです。ニンニク、豆板醤、チキンと味の系統で言えばタッカルビに似てる感じ。トッピングの炙りチーズポテト120円を付けて頂きました。韓国発祥のメニュー+このタイミングでアメリカ米に切り替える発表を松屋が行った事で、Xでこのメニューを告知した投稿のリプ欄がアレな人達に荒らされてて可哀想だなと思いました。個人的にはシュクメルリと甲乙つけがたい位に好きです。
また食べたい度
95点
チーズバーガー丼

販売時期 | 2025年4月22日 |
値段 | 890円 |
短評
限定店舗で試験販売されていた時はソースがただのケチャップでそれが本当にご飯とマッチしておらず個人的には激マズと言った感想だったのですが...今回正式に販売された際にはソースがケチャップでは無くしっかりとご飯にマッチするようなトマトソースに変更されていて滅茶苦茶美味しくなってました。
販売期間中に3回位リピートしてしまう位には美味しかったです。
また食べたい度
90点
ニンニク野菜牛めし

販売時期 | 2025年4月8日 |
値段 | 890円 |
短評
試験販売の際には売切れてて一度も私は食べることが出来なかったのですが、今回の正式販売でやっと頂けました。見るからにカロリーが高そうな見た目ですけれども、逆に野菜が多いのでご飯を少なめにしておけばカロリーを抑えつつガッツリ食べた感が味わえてダイエットにも良さそうなメニューだと思いました。
また食べたい度
92点
たっぷり海老のニューバーグソース

販売時期 | 2025年3月18日 |
値段 | 880円 |
短評
月並みな表現だけどエビがしっかりプリプリしてて味は濃いめだけどそれが松屋のデフォなので美味しかった、ただなんと言うかボリューム感にちょっと欠ける感じがしたので何度も食べたいなとは思わなかった。
また食べたい度
70点
チーズ煮込みトマトチキン定食

販売時期 | 2025年3月4日 |
値段 | 1150円 |
短評
うまトマチキンが過去のメニューだと一番近いんだけれども、こっちの方がより洋風に近い味付けって感じだった、ただぶっちゃけベースの材料は同じなのもあってチーズとか乗っけちゃったからうまトマチキンだと思って食べた。
また食べたい度
91点
サムギョプサル風極厚豚バラ焼肉定食

販売時期 | 2025年2月25日 |
値段 | 1180円 |
短評
チーズトッピングしてみた、そうすると1380円と結構な高額になっちゃったけど、こういう時の為に日々コツコツポイントを貯めてるので、ポイント使って1000円丁度にしてから食べました。本当に松屋行く人はアプリ入れてポイント貯めた方がいいと思う、持ち帰りが多い人は特に。チーズとの相性も良くて2025年冬のメニューだとシュクメルリに並ぶレベルで好きでした。
また食べたい度
96点
水煮牛肉(シュイジューニューロー)~四川風牛肉唐辛子煮込み~

販売時期 | 2025年1月7日 |
値段 | 1,180円 |
短評
松屋はたまに「商品開発の人、気が狂ったんじゃないの?」と言いたくなるようなメニューを出すことがあるけれど、コレもそのひとつ。
普通に考えたら全国チェーンのお店で出すようなレベルの味付けじゃない、その位にとにかく辛味と痺れがとんがっている。ただ旨味もキチンとあり個人的には美味しく頂けたので販売期間中に数回頂いた。
辛い物がダメな人は間違いなくダメだし、辛い物が好きだと言う人でもこれは辛すぎてダメだと言うかもしれないレベルだった。
このメニューは商品名の通り中華料理のメニューを松屋なりにアレンジして販売している商品であるが「チェーン店でこれだけ再現してて凄い」なんて声もあれば「本物とは全然違う、まがい物だ」と言う声もあった。
とりあえず後者の人は、今後日本風にアレンジされた海外由来の食べ物を一切食べずに残りの人生を過ごして欲しい、まあそういうタイプの人に限って自分の発言に責任を持つなんて概念は無いんだろうけど。
また食べたい度
90点
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