【デリー上野店】カシミールカレーとタンドリーチキンティカ

人は唐突に何かを思い立つ事がある。


それが良い結果を生む場合も多々あり、良い結果を生んだ時、それは天啓等と呼ばれる。


が、実際にはそうならない事も多々ある。

実は以前このサイトは越谷近隣の情報の他に、私が今まで訪問したカレー店の記事も掲載していた。

しかしある日

「越谷情報サイトなんだからカレーは分けた方が良いのではないか？」


唐突に私の心の中のないかMCが囁いた結果、完全に見切り発車で別サイトを作りそこにカレー関連の記事をお引越しした。


しかしいざ移転してブログが２つに増えると色んな手間が２倍になる訳で、やってるうちに面倒になりその結果両方のサイトを数年間放置する事になってしまった。

そもそも冷静に考えてみたら、確かに私はカレーが好きだけれども、ガチ勢と比べたらひよっこもひよっこ、ただのカレーが好きな人でしかない訳で、そんな人間がカレーオンリーでサイトを運営出来る訳が無かったのだ。

サイトをカレー単体で運営出来る程の訪問頻度も無ければ知識も無い、もっと言えば情熱すらも圧倒的に不足していた。


今考えたら完全に失敗するのが分かっていたけれど、大企業の社長ですら思い付きでやって大失敗なんてのはそこら中に転がっている話、人間の性みたいなものなんだから仕方ないよね。


これまでは別に「いつか更新するかもしれないし」を言い訳に放置しっぱなしでも良かったのだけれど、ここに来てそうもいかなくなってきた。


と、言うのも数年前までは年間１０００円程度だったドメイン代がここ１年程で瞬く間に高騰し現在では年間３０００円位になってしまった。

その為、使っていないドメインは整理する必要が出て来た為、結局またこちらのブログでカレー関連の記事も更新する事にした。

過去記事もちょくちょく手直しながら再度コチラのサイトに掲載しようと思っている。

ただ既に閉店してしまったカレー店も結構あるのでそちらの記事の扱いをどうするかはちょっと悩み中。

デリー上野店の外観

この日私は２名の友人と第二回９０年代縛りカラオケを行う為、上野へと来ていた。

前回は食事を部屋へ持ち込んだけれど、デリーのカレーは個人的にお店で食べたかったので「お店で食べてからカラオケに行こうヨ」と提案して２人には了承を貰いお店へと向かった。

しかし良く考えたらデリーにはカウンターと２人がけのテーブル席しか無い、どう考えても３人一緒には座れない。


さてどうしたものか


と、店頭の路上で席が開くのを待っている際に悩んでいたのだけれど、そこは老舗、店員さんが気を使ってくださった。

一番奥のテーブル席とカウンターの左端の席を空けてくれ、３人一緒では無いけれども３人密集して食事が取れるようにしてくれた。

元々長居するようなお店でも無いので私としてはこれで全然有難かった。

デリー上野店のメニュー

以前来た時よりは値上がりしているけれども、ご時世的にもある程度は仕方ないだろう。

色々本当は食べてみたいんだけれども、そうしょっちゅう来れる訳でも無いので、結局毎回カシミールカレーを選んでしまう。

そんな訳で私はカシミールカレーのタンドリーチキンセットを注文。

友人２人もタンドリーチキンセットをシャーヒーカレーとチキンバリカレーで注文していた。

友人達にはベリーホットとかベリーベリーホットって言えばもっと辛くして貰えるよと教えたけれど、活用されることは無かった。

テーブルには消毒用のエタノールがコロナ過の名残で置かれていたが、それよりも奥の日替わりプレミアムカレーメニューが気になった。

注文してしまった後にこちらの存在を知りじっくり眺めた、月曜日の牛バラ肉のカシミールカレーがとても気になった。

もし訪れたのが月曜日だったら即座に店員さんに声掛けをしてなんとかそっちに変えて貰えないかとお願いしていたと思う。

デリーの片隅に何故かガンダムが飾ってあった、カラーリング等から察するにノベルティで作って貰ったのだろうか？

キュウリとタマネギのアチャールも相変わらず置いてあった。

当然どのカレーにも良く合うのだけれど、特にカシミールカレーみたいに辛味の強いカレーにはとっても有難い存在である。

まずはタンドリーチキンティッカが運ばれてきた。

デリーのタンドリーチキンは日本人向けにアレンジしているのだろう、そこらのインネパカレー屋で出て来るチキンティッカに比べてもかなりジューシイな仕上がりになっている。

横にミニサラダが付いているのも地味に嬉しい、そしてデリーのサラダにはインネパ系のカレー屋で良くあるようなオレンジ色のドレッシングでは無くすりおろしタマネギのドレッシングが掛けられていた。

タンドリーチキンに添えられていたミニサラダを食べ終え、さあこれからタンドリーチキンに手をつけるぞと言ったタイミングでカレーも到着。

なのでこんな感じの微妙に映えない絵になってしまった。

デリーに来たらカシミールカレー、天下一品に来たらこってり

それ以外のメニューを頼んだ事が無い。

別に確固たるこだわりがあるわけではなく、そう頻繁に訪れるお店でも無い為行く度にカシミールカレーが食べたくなってしまうだけ。

ただそうなってしまう位、私にとってデリーのカシミールカレーは魅力的なのである。

私は辛い物は好きだけれども、激辛好きでは無い。

正直カシミールカレーはこのデフォルトこそが旨味と辛味のバランスがもっとも優れていると思うので、ベリーホットやベリーベリーホット等のオーダーをする事は多分無い。

ナンでもチャパティでもバスマティライスでも無く、硬めに炊きあげられた日本米こそがベストマッチになるよう調整されている。


いつかはデリーで別のメニューを頼む日がくるのだろうか？


このお店でカシミールカレーを食べる度にそんな事を考える。


しかし次来た時もきっとカシミールカレーを注文しそうな気がする。

そんな私だからこそ強く言いたい。

迷ったらカシミールカレー

もっとも辛い物がある程度イケる方じゃないと厳しいので、そうでなければデリーカレーとかにしといた方が無難ではある。


ちなみにデリーのカシミールカレーは成城石井の通販等でも購入が可能。

デリー カシミールカレー 350g

店舗で食べるのとは少し味は違うかもしれないけれど、まずはコチラで試してみるのも良いかもしれない。

実際土日のランチタイムやディナータイムなんかには店の外に１０人以上並んでる事も珍しくない。

私達が行った時も平日だったからかそこまでは並んでいなかったけれど、やっぱり数人は並んでたし店内は常に満席だった。

これだったらご飯さえ用意すればいつでも好きな時に食べられる訳だし、そういう意味では良いと思う。

でもやっぱりいつかは店舗で食べてみて欲しいけど。

今回訪れた店舗の情報