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【東銀座】ナイルレストランのムルギーランチ&映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』試写会に行ってきた話

【東銀座】ナイルレストランのムルギーランチ&映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』試写会に行ってきた話

プロローグ



きっかけは唐突だった。

いつものようにXを見ていたらおすすめのタイムラインに「小林さんちのメイドラゴン試写会」開催とのポストが流れて来た。

「どうせ外れるだろうし試しに応募してみよ」

おみくじ感覚の軽い気持ちで応募してみたのだが...

数日後に当選のメールを頂き、なんだよだったらSwitch2も当選しろよなんて軽口を叩きつつも、元々見ていたアニメだったし折角当たったので有難く参加させて頂く事にした。

普段そんなにアニメを見ない私だけれども、このアニメを見るきっかけとなったのは越谷が舞台だと知ったからだ。

もしかしたら今回私が当選したのも越谷在住だったから選んでくれたのかもしれない。

小林さんちのメイドラゴン作中において越谷駅前やがーやちゃんの蔵屋敷、しらこばと橋なんかが聖地になっているけれども、地元なので当然それらは私にとって生活空間の1部。

だからこそ作中に登場するとまた違った感動があるのだけれど。


試写会の会場は東銀座駅からほど近い東劇ビル。


普段行かないエリアなので折角だから"この場所ならでは"な場所でお昼ご飯を食べたいと思い近隣を調べてみた。

デリー銀座店

カーンケバブビリヤニ

辺りも候補になったんだけれども、食べ終わった後のアクセスの良さからナイルレストランに行く事にした。



ナイルレストランの外観

日本で最初のインド料理店とも言われているこちらのナイルレストラン、創業は1949年とかなりの老舗。

現在は三代目であるナイル善己氏がオーナーを務めている。

二代目がやらかした不祥事については深く触れないけれども、気になる方は調べて見ると良いかもしれない。


日曜日のお昼時と言う事もあって外に行列が出来ている展開も覚悟していたのだけれど、外に並びは無かった。

以前は行列が出来ていたとも書いてあったがたまたま空いているのだろうか?それとも前述の不祥事が影響して客足が...なんて事はさすがに無いか。


しかし店内を覗いてみるとお客さんで賑わっており、さらに私達がお店に近づいた瞬間にタッチの差で入店した先客で丁度満席になったようで私達は店の外で待つ事に。

ただお客の回転は相当速いようで、私達が外で待っている5分足らずの間にも数組が会計を終えて店の外へと出て来ていた。


今回私達が店内で頂く予定のムルギーランチはお弁当でテイクアウトも可能なようだ。

もしかしたら昔はやっていなかったけれども、コロナ過辺りから初めたのかもしれない。



ナイルレストランの看板、多分どこかのデザイナーに発注して作って貰ったんと思うんだけどカラーリングやフォントのレトロな雰囲気含めてセンスが良いなと思った。


ショーウィンドウに展示されていたメニュー。

店の中でまたきちんとメニューを撮影しようと思っていたので簡易的に撮影したのだけれど、店内で席につきメニューを持ってウェイターさんがやってきた時に即答でムルギーランチ2つと言ってしまった結果、テーブルに置いたメニューを即座に回収されてしまった。

なのでこれしかメニューの写真が無い。


ムルギーランチの美味しい食べ方が知れるQRコード。

昨今のスマホは画質が良いのでPCのブラウザ越しでも読み取り可能だろう(私のiphoneでは読み取れた)

気になる方は是非読み取ってみてね、ちなみにリンク先はカレーの食べ方を解説したショート動画だった。


ナイルレストランの店内

私達は2階席に案内された。

2階は赤を基調とした、ゴージャスさとレトロさとインド感が絶妙に絡み合った素敵な空間だった。


階段の途中にはインド人女性が手を合わせている人形と言うか壁掛けと言うか、インテリアが飾られていた。



トイレも赤の壁紙で統一されていた。

そして壁には「マナーをまもってきれいなトイレ けいしちょう」とあるけれど、これはオフィシャルなのだろうか?




ナイルレストランのムルギーランチ

10分も掛からずに運ばれてきた、そして運ばれて来るや否や店員さんが手馴れた手つきで骨付き肉を解体してくれる。

本当だったら解体前の状態で一枚写真を撮りたかったのだけれど、タイミングを損ねてしまった。


ちなみに外した骨は解体が終わると手前の白い皿に乗せて回収していってくれる。


創業以来変わらぬ味らしいこちらのムルギーランチ、インド米で無く日本米で作ったターメリックライスと、上にちょこんと乗ったグリンピースが昭和の銀座感あって素敵。


全部良く混ぜて食べるようにとの説明がされたのでその通りにして食べてみた。


その状態で口に運んでみると、まず最初に野菜の甘味が口の中に広がった。スパイスの構成は普段私達が食べているような日本で多く食べられているカレーと同系統の味で、さらにはどこか懐かしさがあるような味だった。

完全に日本のカレーの味かと聞かれればそうでは無いのだけれども、私が普段買って家で作っているバーモントカレーの辛口とナイルレストランのムルギーランチカには遠い遠い親戚だとしても系譜のような繋がりは食べてて感じられた。

野菜の甘味の後に辛味が来るのだけれども甘味を最初に感じているからか、対比で割と辛かったので辛い物が苦手な方だと結構厳しいかもしれない。



美味しいとは思うけれども、デリーで初めてカシミールカレーを食べた時のような衝撃のような物は無かった。

ただこのムルギーランチは日本におけるインドカレー史の中でも重要な参考資料のような料理なのだからそういう歴史込みで一度は食べておいて損は無い歴史の重みを感じるメニューである。

ちなみにお店の滞在時間は15分位で、私がいつも行く松屋の滞在時間と差が無い位だった。

通りで回転が速いわけである。





ナイルレストラン 店舗情報

店名ナイルレストラン
住所〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目10−7
電話番号03-3541-8246
営業時間月・水・木・金・土曜日
11時30分~21時30分

日曜日
11時30分~20時30分

火曜日定休
HPhttps://www.ginza-nair.com/



エピローグ

食事を終えた私達は試写会に参加しようと東劇ビルへと向かった。

が、前述のように15分足らずでお店を出た為に中途半端に時間が余ってしまった為、少し築地を覗いてみる事にした。


市場としての機能は豊洲に移転したけれども、場外市場は観光客、それも海外の観光客の方々で滅茶苦茶賑わっていた。



通りに人混みが出来ていたので何事かと思い行ってみたところ、この日はお祭りだったようでお神輿が通過していたところだった。

すぐ横にスマホを掲げて何やらずっと喋っていた海外の方がいらっしゃったがYoutube動画でも撮影していたのだろうか、それともライブ配信だろうか。



ここの奥辺りが元々は築地市場だったけれど、現在は更地になっている。

調べてみたら今後スタジアムや高層マンション等の施設が建てられるようだ。

ほんの少し見て回った所で時間になったので東劇ビルへと戻った。



試写会後にはカンナちゃんも登場して参加者は順番に一緒に記念写真を撮って貰えた。

私は一緒に撮ってもらう前にカンナちゃんソロもお願いして係の方に撮影して貰った。

映画は面白かったしさすが京アニの劇場版って事で作画も素晴らしかった、後エンドロールで北の将軍と同じ名前の人を発見してびっくりしたのだけれど、アニメ好きの方々の間では既に周知の事実だった。

映画「小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜」は6月27日より全国公開、越谷市にお住いの方々なら「あ!あの場所も!」と劇中に登場する越谷市内の風景にぐっと来る事間違いなし。

アマプラ等のサブスクでアニメ配信中&TVで現在再放送もしているので今から予習してもまだ公開まで間に合うので是非劇場に足を運んでみるのをお薦めします!

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