ナンだけじゃない!インドにあるパンの種類とその違い!

ナマステ!

ハロウィンも終わって、若い子達は既にクリスマスへと心ときめかせている今日この頃如何お過ごしでしょうか?

本日は意外と知られていないインドのパンについて解説してみようと思います!

一番メジャーなのはナンですが、実はそれ以外にも様々な種類があり、むしろ一般的にはそれ以外の物の方が食べられていたりするのです!

そんな奥深いインドのパンについてご覧下さい!

 

 ナン

やはり一番有名かつメジャーなのがこちらのナン!日本中のインド・ネパール系のレストランでナンを提供していないお店は多分・・・無いだろうと思われます。

 

 自然種(小麦などに含まれる野生酵母菌を自然発酵させた種)で発酵させた生地を、へら型に延ばしてタンドゥールと呼ばれる窯の内壁に貼り付けて焼いたもの[2]。精製した小麦粉を使い、生地にヨーグルト、牛乳、ギー、少量の砂糖を加える。厳格な菜食主義者は鶏卵は使用しない。ローティー(パン類の総称)の一種である。(参照元:Wikipedia)

こちらのナンですが、インドでは家庭にタンドール窯がある家が余り無いのもあって基本的にはあちらでもレストラン等で食べる物のようです。

ちなみにインドと言ってもナン等を食べるのは北インドの方の食文化で、バスマティライス等が主食である南インドの方では余り食べられていません。

 

こちらが上のサムネイルにも使わせて頂いたナンの作り方を紹介されている動画です。

 

チャパティ

インドで日常的に食べられているパンと言えばこちらのチャパティが代表格。

直径12cm程の円形で、薄いクレープのような形状をしている。アーター(英語版)(आटा)と呼ばれる全粒粉と水を捏ねて生地を作り、発酵させずに薄い円形にのばして焼いたものである。タワー(英語版)(तवा)という円形の鉄板などで焼いてから、直火で焼くと膨らむ。タワーはフライパンで代用できるし、直火焼きも一般的なガスコンロでも可能である。(参照元:Wikipedia)

と、いう事で醗酵の手間も無く、特殊な調理器具も必要無い事から手軽に食べられるんですね。さらにはギーを塗ったりもしない事からカロリー的にもナンよりは大分低いですw

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アタはカルディーコーヒーファームでも売ってますし、アマゾン等でも手軽に買えます。

 


私の大好きなYoutuber「今日ヤバい奴にあった」さんの撮影した動画、来年の1月5日に新宿ロフトプラスワンでトークイベントを開催されるようなのでファンの方は是非行ってみて下さい!

 

ロティ

こちらも日常的に食べられているパンです、見た目はチャパティにとても良くにていますね。

ちなみにロティはタイやマレーシア等ではクレープのような感じでスイーツとして屋台で売られている事も多いようです。

 


こちらがタイのロティの屋台、クレープに似ています。

ロティとチャパティの違いについてですが、人や場所によって区別の仕方は様々らしく、明確な基準は存在しないようです。

作り方はどちらも全粒粉を水と一緒に練ってほぼ無醗酵で鉄板で焼くですからね。

なので同じような物と言う認識で問題無いように思います。

参考リンク:「ロティ」と「チャパティ」の違いについて

 

 

 

プーリー(プーリ)

 

こちらはチャパティの生地を油で揚げた物です。

こちらはカレーと一緒に食べる場合もありますが、スナック感覚で食べるピンポン玉位のサイズで作ったパーニープーリーと言う物もあります。

 

パラタ

チャパティの生地を使ってパイのように層を作って折り畳んだ物がパラタです。

ただし層の作り方にも色々あり

 

生地を渦巻き状に成形した物(ラッチャ・パラタ)

 

卵等を挟んでケンタッキーのアレみたいに巻いた物(エッグパラタ)

大根を練りこんだ物(ムリパラタ)

等色々と種類や作り方は様々なようです。

ちなみにパラタの前につく文字が、具材の説明になっている場合が殆どです。

 

 クルチャ

ナンに使う生地に様々な具材を入れたり練りこんだりしたのがこちら、日本では余り馴染みが無い料理だったのですが、ドラマ「孤独のグルメseason4」の第6話で放送された「東京都江東区木場のチーズクルチャとラムミントカレー」の回に登場して有名になりました。

チーズナンと何が違うの?

と、お思いの方も多々いらっしゃるかと思われますが、大体同じ物と考えて差し支えないようです。

ちなみにアマゾンでは先日放送されたシーズン7を含む、孤独のグルメの全シーズンがプライム会員なら見放題です。

元々お急ぎ便無料が目当てでプライム会員になっていた私には嬉しいオマケでした。

 

バトゥラ

プーリと良くにていますが、プーリがチャパティの生地を油で揚げているのに対し、こちらはナンの生地を油で揚げた物のようです。

 

 

 パパド

パーパド(पापड pāpaḍ)(別名は左記参照)は南アジアの極薄のクラッカーの様な食品である。作り方は地域毎、また家庭毎に異なるが、一般的にはレンズマメ、ヒヨコマメ、ケツルアズキまたは米粉から作られる。ダクシナ・カンナダ県ではパラミツとサゴヤシのデンプンからパーパドと同様のハッパラ(Happala)と呼ばれる食品が作られる。北インドではレンズマメで作ったパーパドが多く、通常'papad'と呼ばれる。

上記の粉に塩と落花生油を加えて生地を作る。唐辛子、クミン、ニンニク、黒胡椒などの調味料や重曹を加えることもある。

生地は薄いトルティーヤ状の円形にして、伝統的には天日で干す。その後好みに応じてかりっと揚げたり、直火にかけたり、トースターで焼いたり、電子レンジで温めて食べる。(参照元:Wikipedia)

先日訪問したムガルキッチンのバイキングでも提供されていました、おせんべいのような食べ物です。

 

ウッタパム

プレーンなウッタパムは米粉を水で溶いた生地を使った蒸しパンのようですが、下記の動画のように生地に具材を混ぜてお好み焼きのように鉄板で焼く場合もあるようです。

参考リンク:オニオンウッタパムの作り方

 

ドーサ

ドーサは、南インドのクレープ様の料理である。

米とウラッド・ダール(皮を取って二つに割ったケツルアズキのダール)を吸水させてからペースト状にすりつぶし、泡が立つまで発酵させた生地を熱した鉄板の上でクレープのように薄く伸ばして焼く。

上記のように主に南インドで食べられている料理です。

こちらのドーサにも色々なバリエーションがあり、クレープのように様々な具材を包んだりして食べます。

また、プレーンドーサの場合はサンバルと言う豆カレーのような物と一緒に食べる事が多いようです。

越谷エリアですと越谷駅前にあるロイヤルガーデンさんがドーサを提供しておりますので気になる方は是非行ってみて下さい。

 

 

如何でしたか?

派生した亜種等含めるとまだまだ数多くのパンがありますが、紹介しきれないのでこの辺で筆を置かせて頂きたいと思います。

日本でも探せばナン以外の変り種パンを提供しているレストランはたくさんあります、私もそういったパンを提供しているお店をこれから探索していこうと思います!

 

【2022年5月1日追記】カレー店のメニューに良く登場する料理名や単語を解説した記事を作りましたので、是非合わせて御覧下さい。

 

それではまた次の記事で!

フィル ミルテー ヘェイン!

 

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