【無課金】越谷から始発でディズニーシーに行くとアトラクションに幾つ乗れるのか検証してみた

実に10年以上ディズニーとはご無沙汰だった。
熱心なディズニー好きと言う訳では無い私だけれど、遊園地自体が好きなので若い頃は年にディズニーシーとランドを1回ずつ位のペースで訪れていた。
と、言うのも神奈川県に住んでいた頃は毎年この位の時期になると神奈川県民割引のパスポートがコンビニ等で売られており、4000円ちょっとで入園出来たんだよね、その金額で1日遊べると思うと安い。
しかし当時と比べるとチケット代も倍になり、それに応じて中の飲食店等の価格もあがり、さらにはすっかり中年になってしまった私にとってディズニーリゾートは色んな意味で気軽に来られるような場所では無くなってしまった。
そんな訳でしばらくご無沙汰してたんだけれども5月の半ば
「来月ディズニーシーに行こう」
唐突にそう思い立った。
実際6月は大きなイベントも無くさらには雨天も多い事もあって1年の中でもトップクラスに空いている時期。
マニアでは無く単純に遊園地として楽しみたいライト勢の私にとってはうってつけである。
そんな訳で6月某日早朝、まだ始発すら動いていない時間帯に私と友人は南越谷駅にやってきていた。
南越谷駅から始発でディズニーシーへ
4時42分 南越谷駅

武蔵野線の東京行きに乗れば南越谷駅から舞浜駅まで1本。
平日の始発は5時12分
早めに駅へ到着した私達は松屋で朝食を取る事にした、この時間帯に駅周辺で営業している飲食店は松屋と吉野家のみ、その2拓だったら私の場合高確率で松屋をセレクトする。
この日は期間限定の創業ビーフカレーがメニューにあったので、チーズカレーを頂いた。食べた感想は下記レビューにも掲載してるので興味があれば合わせてご覧下さい。


朝食を取り店の外へ出る、6月だけあってまだ4時台だと言うのにすっかり外は明るかった。
まだ駅周辺に人は殆ど居なかったが、深夜の南越谷駅周辺において悪い意味で風物詩になっているマッサージの呼び込みの方々はこんな時間でも駅前で屯ッていた。
「こんな時間で空も明るいと言うのに呼び込みしてて果たして客が捕まるのだろうか?」
「5、6人以上いるけれど、需要に対して供給過多過ぎないだろうか?」
彼女達を横目でチラ見しそんな事を考えながら駅へと向かう。

平日の始発だけあって駅の利用者はまばらだった。
6時03分 リゾートゲートウェイ・ステーション

舞浜駅に到着すると雨が降っていたのだが、割かし降りる人が多く改札付近は人だかりが出来ていた。
「え?今日平日よ?しかも雨よ?」
私がこれまでディズニーランド&シーを訪れる時は開園の1時間前位に到着する事が殆どで始発で訪れたのは人生で初めて、だからこそもっと空いている物だと思っていたのでかなり面食らってしまった。
慌てて列に加わり小走りで舞浜駅を出る。
人の流れに沿って進んだ結果、危うくディズニーランド方面へと進みそうになてしまったが、階段を下りた辺りで気づきすぐさま引き返し事なきを得た。
そのままディズニーリゾートラインのリゾートゲートウェイ・ステーションからモノレールへと乗る。
駅構内へ入ると改札付近の混雑が嘘のように殆ど人はおらず南越谷駅構内と似たような光景になっていた。
もしかしたらこの時間から来るような熟練のディズニー好きの大半は、一方通行のディズニーリゾートラインに乗って無駄な費用と時間なんて掛けず、歩いてディズニーシーへと向かうのかもしれない。

ディズニーリゾートラインの始発は6時3分だったが、5時58分舞浜駅到着の始発ではとても間に合わなかった。
その為次の電車を待つ必要があり15分位駅構内で過ごす事になった。

こちらの駅の駅員さんもしっかりディズニーな感じで、笑顔で「いってらっしゃい」と手を振ってくれる。
さすがディズニーリゾート、こう言う所もぬかりは無いし道中の駅からして既に世界観が完成されている。

そう言えば初めてディズニーシーに行った時は、当時はGoogleMAPなんて物も無かった時代なのもあって、ディズニーシーはこのモノレールに乗らないと行けない位に離れてる場所にあるものだと思い込んでた。
なので行きも帰りも乗って帰ったんだけど、ある時普通に歩けるくらいの距離だと気が付いた時にはかなりびっくりした。

15分程待ってディズニーリゾートライに無事乗車、最初はほぼ無人だったホームも、その後はチラホラと乗客がやってきた。
けれど普通にみんな座れる位のゆとりある乗車数だった為、のんびりと車内の雰囲気を満喫しつつ向かう事が出来た。
行きは体力温存する意味でも、テンションを上げる為にもリゾートラインで向かうのが自分は好きである。

ミッキーのつり革も可愛らしい。
そう言えばとあるランキングサイトでミッキーは人気ランキング12位だった(1位はプーさん)
人気だけ見ると他のキャラクターにトップの座を明け渡したミッキーだけれども、「ディズニーを代表するキャラクターと言えば?」なんて問われれば大多数の人がミッキーマウスの名を真っ先に挙げるだろう。
それはきっと永遠に変わらない。

車窓から海が見えたが、ご覧のように曇天。
まさに「どんより」と言った感じの空模様で小雨もパラついている。
駅についてからは事前に下調べしておいた駅から入り口までの最短ルートを使って即座に移動した。
6時40分 メインエントランス・ノース

皆様ご存じだとは思うけれど、ディズニーシーのメインエントランスはサウスとノースの2か所がある。
今回は流れに沿って進んだらノースに到着したのでそのまま並んだ。
普通に雨が降っているのもありすぐ入場出来そうな場所に並べてこれだったらこの時間に来たかいがあったなあと一安心。
ただし問題なのは雨が降っており地面に座る事は出来ない。
中には雨合羽を着こんでレジャーシートを敷き座っている猛者も居るけれど、大半の方は傘を差して普通に立って並んでいる。
ここから約2時間、この状態で開園待ちをする。
ボクシング等の格闘家は試合直前の減量を「もうひとつの戦い」等と称しているけれど、この開園待ちもある意味ではそんな感じである。
もっともお天気の良い日だったら、レジャーシートや折りたたみいす等を置いて半分ピクニック気分でもっと楽に待っていられたんだろうけど。

やはりこの日は雨だった為にかなり空いていたようで、8時位になっても入園待ちの列はこんな物で、多分繁忙期だったら8時だとこの植込みをとうに越す位の行列が出来ているだろう。
待つのは少し辛いけれど、こういう日に早くから並ぶ事によるメリットはある。

並んでいる最中にトイレに行きたくなったとしても、すぐ側にトイレがあるので大丈夫。
多分ノースの人はここのトイレを使い、サウスの人は駅構内のトイレを使うんだと思う。

待っている最中10分に1回位のペースでリゾートラインがすぐ横を通過していた。
入園待ちで大分暇を持て余していたのもあり、音がする度につい目をやってしまう。



こちらのダッフィー&フレンズ・カラフルハピネス・ライナーは来年の3月まで期間限定で運行されている車両。
折角だったらこっちに乗りたかったとちょっと羨ましい気持ちになりつつ通る度に眺めていた。
9時02分 ディズニーシー入園

8時45分辺りに係の人が列に並んでいる人達へ案内と、挨拶があった。
そして9時丁度に開園、手荷物検査等を経て2分後には入り口の出かい地球儀(ディズニーシー・アクアスフィアと言うらしい)の前に立つ事が出来た。
以前1時間前に並んだ時には入園まで15分以上掛かってたので、とても有難い。