ここ数年「町中華」なんて言葉を頻繁にメディアで見かけるようになった。
いつからその言葉があるのかは知らないし、町中華に定義されるようなタイプのお店はきっとそんな言葉が使われるようになる遥か昔から今と変わらずお腹を減らしてお店を訪れるお客の為に、中華鍋を振り餃子を焼いていたんだろう。
最近私は東映チャンネルに入会し、1960年~1980年代辺りに公開された邦画を暇さえあれば見ている。
その頃の映画内にも現代で言う「町中華」は度々登場しており、単純な私はそれを見ていたらレトロな中華料理屋さんに行きたい気持ちが日々膨らんで行ったのだけども・・・。
ちょっと前までは中華気分になったら駅前の日高屋か餃子の王将に行っていたような私にとって、その手のレトロな外観の町中華にはどうしても入りづらさを感じてしまう。
なのでそんなお店に入る勇気を出す為、ブログの企画と言う事にして踏ん切りをつけてみる事に。
で、記念すべき1店舗目に選んだお店がコチラ。
貴陽軒の外観や店内の様子
外観
南越谷ゴールデン街で営業している貴陽軒さん。
いつもスシローに行く時通りがかってはいたんだけれども、全くお酒の飲めない私にはそもそもゴールデン街と言う場所が敷居が高いと言うか完全にアウェーな空間。
なのでそんな中で営業している中華料理屋さんにも物凄くアウェーな空気を感じて今まで入る勇気が出ませんでした。
だからこそ逆に1店舗目で勇気と度胸を付ける為には持ってこい。
話変わるけど、実家に全く卒業してから連絡なんて取ってない同級生から電話があった場合大抵宗教かもしくはア○ウェー辺りの勧誘よね。
店内&メニュー
店内は「THE・町中華」って感じの雰囲気、この令和の時代でもテーブルには普通に灰皿が置いてありノスタルジーを感じました。。
私が子供の頃の町中華はどこもこんな感じだったなあ。
ラーメン400円
にまずびっくり。
その他のメニューも現代の価値観で考えたらかなり安いです。
こちらのメニューには単品しか書かれていませんが。
壁のメニューには定食の記載もありました。
今回はレバニラ炒め定食と餃子を注文。
貴陽軒のレバニラ炒め定食と焼餃子
注文して10分程で提供されたレバニラ炒め、平皿では無く深皿での提供なのが珍しい。
ご飯の他にキュウリのキューちゃん的なお漬物とお味噌汁がついてきました。
炒め具合も丁度良く香ばしくて美味しかったです。
焦げていたり硬かったりもせず美味しいレバニラ炒めでした。
こちらは餃子、皮が厚くてかなり食べ応えがあります。
餃子とライスでは無く、餃子とビールなんて方の為に作っているような雰囲気を感じる味で、ライスと合わせて食べるようなタイプの餃子では無いのかなと感じました。
ドラマ版孤独のグルメで知って以来、私は餃子では酢コショウで食べる事が多いのですが、こちらの餃子は皮が厚いのもあり酢コショウよりも醤油ラー油酢のスタンダードの方が美味しく頂けました。
貴陽軒 店舗情報
貴陽軒 店舗情報 | |
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住所 | 〒343-0845 埼玉県越谷市南越谷1丁目26−26−7 |
電話番号 | 048-964-4543 |
HP | 無し |
営業時間 | 11時00分~14時30分 17時00分~20時30分 【定休日】 水曜日 |
あとがき
店構えや値段、味等含めてとてもノスタルジーを感じられる素敵なお店でした。
ただテーブルに灰皿が置いてあり、食後に一服されているような方もいらっしゃいましたのでタバコの煙が苦手な方には向かないお店だと思います。
それでは!