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資さんうどん足立鹿浜店の肉ごぼ天とミニぼた餅

資さんうどん足立鹿浜店の肉ごぼ天とミニぼた餅



福岡のうどんは柔らかくてコシが無い




それが福岡うどんの特徴らしく、福岡には様々なうどんチェーンがあるけれどもどのチェーン店のレビューを見ても必ずそのような感想が必ず書き込まれている。


実は埼玉県はうどん生産量第二位で、有名な武蔵野うどんの他にも加須うどん(加須市)や川幅うどん(鴻巣市)等各所にご当地うどんが存在している位にはうどんに縁のある県である。


私自身うどんは日頃から良く食べている

むしろ最近お米が高いのもあってここ数か月は余計に消費量が増えた。

柔らかくてコシが無い福岡うどんとは果たしてどんな物なのだろうか?

ずっと気になっていたのだが、資さんうどんが両国に出店した際に長蛇の列だと各種メディアで取り上げられているのを見て

「チェーン店のうどんの為にわざわざ両国まで行って数時間並ぶのはちょっと...」


と、尻込みをしていた。

しかしその後割と近場の足立区鹿浜にお店が出来たのを知り俄然興味が沸いて来た。


さらには24時間営業と言う事で、だったら私が普段行っている真夜中散歩の道中で立ち寄れば良いじゃないかと。

そんな感じで思い立ち今回行ってみる事にした。



資さんうどん足立鹿浜店の外観

この日私は京浜東北線の東十条から歩いてここまでやってきた、詳しくは「北区から帰宅してみた【TOKYO真夜中散歩 第二十夜】」に記述しているので宜しければ合わせてご覧頂きたい。

深夜と言う事で店の前に人影は無かったが、店の前にこんな看板があったり、三角コーンで並び用の仕切りが設置されていたりするのを見るに、時間帯によっては相当混雑しているのが伺える。


店頭にはショーウィンドウが設置されており、中には食品サンプルによるディスプレイが展示されていた。

こういう所は丸亀製麺やはなまるうどんには無い特徴である。



九州を中心に展開するうどんチェーン「さんうどん」が関東に初出店したのは2025年1月、千葉県八千代市への出店だった。

その翌月今度は東京に初出店、場所は両国でオープン直後には数時間待ちの大行列となり、普段当たり前のようにさんうどんを利用している九州の方々が「あんなものに数時間も並ぶなんてw」とくだらないマウントや軽口を叩いている様子をちょこちょこネットで見かけた。

そして2025年6月現在では埼玉県の鴻巣市に1店舗と、東京都の足立区に1店舗が加わり現在関東には4店舗を展開している。公式発表によると2025年内に首都圏を中心に21店舗の展開を目指し5年以内に200店舗展開する予定との事。

これまでは福岡近辺を中心に遠くても関西エリアまでの出店だった同チェーンだが、昨年10月にすかいらーくHDに買収された事により関東への展開を行う現在の営業方針になったようだ。


数年後には丸亀製麺レベルにどこでも見かけるようになるのかもしれない。



資さんうどん足立鹿浜店の店内

丸亀やはなまる等は店内に入るとレーンに沿って歩いてうどんを注文し、天ぷらを取りなんて流れだけれども、資さんうどんはスシローなどのように自動受付機で座席の発券をして貰うシステムだった。




座席はこんな感じの2人がけテーブル席や、同様の感じで4人がけのテーブル席もあり、その他1人客用のカウンター席もある。

私が訪問したのは平日深夜の1時過ぎだけれど、店内はこの時間でも8割以上が埋まっていた為、週末辺りになるとこの時間でも外待ちが発生しているかもしれない。

オーダーはこちらの端末から行う。


デザートもあるのが丸亀やはなまる辺りには無い強み。

一応丸亀にはうどーなつがあるけれども、あちらは食後に食べるスイーツとはちょっと毛色が違うような気もする。

慣れない方向けに一応説明書きもあるけれど、現代においては端末から注文するお店が主流になりつつあるので、大体の方が直感で操作出来るようになっていると思う。



お冷はテーブルに置かれているが、温かいお茶はキッチンの近くに機械が置かれておりセルフサービスで取りに行くシステムだった。

隣には有料のドリンクバーもあったりで、全体的な店舗の作りはファミレスに近い。だからこそすかいらーくが買収したと言うのもあるだろう。


テーブル横に設置された仕切り板の上には棚が据え付けてあり、カトラリー類や薬味、入れ放題のとろろ昆布や天かす等が置かれていた。

天かすはもう少しで無くなりそうだったが、恐らく店員に言えばすぐに補充して貰えるだろう。





資さんうどん足立鹿浜店のメニュー

うどんメニュー


資さんうどんにはそばのメニューもある、ただそんなに頼む人は居なさそうな気もする。

富士そばでうどんを頼む人よりも少ないイメージがある。



おでんのメニューもあった、おでん食べたさにはなまるうどんに行く時がある私にとってこれはとっても有難い。


さらにはデザートもある。

ぼた餅が名物らしいので今回頼んでみる事にしたのだけれど、基本的にわたしはぼた餅がそんなに好きでは無かったりする。



こちらがメニューの表紙。

下部に資さんうどんの楽しみ方が書いてあったけど「うどんだけ食わずに色々買え」って言ってるようにしか見えなかった、正直これ要らないしマイナスイメージでしかないんじゃないだろうか?

販促を促すにしてももう少し本当に通な食べ方を紹介してその中に紛れ込ます位した方が良いんじゃないのかなとか、そんな風に思った。



↓通な食べ方を紹介ってのはこういう事じゃないでしょうか?


ミニうどんとミニ丼と甘味のセットもありました。

今回私は名物のゴボ天を食べてみたかったので肉ごぼ天と、後はおでん5本セットに、こちらも名物らしいミニぼた餅を購入しました。

お土産でぼた餅を購入しようかとも思ったのですが、この後もしばらく割と暑い中を歩くので痛んだりしてもアレかなと思い今回はやめておいた。




肉ごぼ天・おでん5本セット・ミニぼた餅

注文してから10分弱で店員さんが席まで運んできてくれた。

肉ごぼ天は3本と5本があってどっちにしようか迷ったんだけれども深夜なので3本にしておいた。


早速頂いてみたところ...

確かに麺は丸亀とかに比べると柔らかい。

ただ私が想像していた柔らかさとは質が違っていて、私はてっきり高校の学食辺りで売ってるうどんのような柔らかさだと思っていた。

けれどもそうじゃなかった。

柔らかいけれどもしっかりと弾力はある

例えるならば柔らかめのグミのような、そういう食感だった。


そしてうどんダシは丸亀等に比べるとかなり甘味が全面に出ているような味で、個人的には嫌いじゃないし美味しいと思うけれども、初めて食べた時に面食らう人も一定数いるかもしれない。


ごぼ天は想像通り美味しかった、ただダシに浸かっているうちに衣がふやけてしまい箸でつまんだら中のゴボウを残して衣がズルっと落ちてしまったりした。

運ばれてきたらまずは1本ささっと食べておいた方が良いかもしれない、コーンフレークで言う所のカリカリとカリフニャとフニャフニャの3段階を楽しむみたいな感じで、ゴボウ天も衣の状態を数段階楽しめる。

きっとだからこそ3~5本単位でメニューに載せてるんだと思う。



とろろ昆布を入れて食べてみた。

元々とろろ昆布のお吸い物が大好きで定期的に作る私としては、これが入れ放題なのはかなり嬉しい。

とろろ昆布が入る事により、甘めのダシにシャープなコクが出てより美味しく頂けた。

ちなみに天かすは今回ごぼ天で大分胃にキてたので使わなかった。

こちらはおでん5本セット。

大根、玉子、白滝、厚揚げ、牛すじのラインナップ。

私は牛すじと言えばメンブレンを想像してて実際はなまるうどんの牛すじはメンブレンだけれども、資さんうどんの牛すじはすじ部分のゼラチン質の所だけを串にさしている物だった。


私はメンブレンの方が好きだなと食べてみて思った。


デザートのミニぼた餅。

折角なので熱いお茶を頂いて来て一緒に食べた。


まあ美味しいんだけれども、元々私はぼた餅がそんなに好きじゃないので

「うんまあ美味しい...かな?」

位の感想だった。


あとがき

食べてみた感想としては、丸亀製麺やはなまるうどんに比べて圧倒的にプラスポイントがあるかと問われれば、ゴボウ天や入れ放題とろろ昆布なんかの魅力は随所にあれど圧倒的な差は無いと感じた。

ただそのうち越谷エリアにもどこかしらに資さんうどんが出店するだろうから、その時にはまた行くだろう。




今回訪れた店舗の情報

店名資さんうどん足立鹿浜店
住所日本、〒123-0864 東京都足立区鹿浜4丁目22−14
電話番号03-5837-4200
営業時間24時間営業
HP公式HP
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