江戸の町並みを細かく再現!清澄白川にある深川江戸資料館に行ってきました!

こんにちは!

ついこないだまでゴールデンウィークと騒いでいたかと思ったらもう一ヶ月近く経つんだなあと・・・

時の流れと言うのはかくも早い物なのです。

さて、今回の記事でお届けするのは東京都江東区は清澄白川にある深川江戸資料館、先日記事にしたナンディニの後に訪れた場所、何の予備知識も無く行ったので「江戸時代に使った農具とかそういう物が展示してあるだけの施設かな?」なんてイメージを抱いており、勉強にはなりそうだけどそこまで面白い場所でも無いだろうと大して期待はせずに向かいました。

 

しかし!

 

そんなイメージをこちらの施設は良い意味で裏切って下さいました。

 

深川江戸資料館の外観と概要

場所は清澄白河駅から歩いて5分程、周りにはお土産物屋さんや、深川めしのお店もあったりで国内外の旅行者の方で賑わっておりました。

最寄り駅の清澄白川駅には越谷方面からはスカイツリーライン1本の乗り換えなしで行けますので、休日のおでかけ先に迷ったら是非こちらも候補としてご検討くださいませ(*´ω`*)

 

こういうのって石碑って言うのでしょうか?

 

昭和の大横綱大鵬の顕彰コーナーもあるようです。

 

入ってすぐの所に、1つ上の写真でも触れていたように横綱大鵬の顕彰コーナーがありました。

 

トロフィーや写真、資料などが展示されておりここのエリアまでは無料で見学する事が出来ます。

 

常設展示の他に、定期的に特別展やイベントも開催されています。

大体が常設展示観覧料のみでご利用頂けるようです。

 

展示室への入館料はコチラ

[su_box title="深川江戸資料館 観覧料" box_color="#ff5dab"]【一般】
大人 400円
小・中学生 50円

【団体】
大人 300円
小・中学生 30円

【障害者割引】
大人 200円
小・中学生 20円

【注意事項】
・展示室は観覧券を購入のうえご見学ください。(当日のみ有効・一人1回)
・教師が引率する、江東区の小・中学校の児童生徒については、展示室観覧料を免除することができますので、事前にお申し出ください。詳しくは「サービス案内」をご覧ください。
・団体は大人、小・中学生含めて20人以上といたします。
・障害者割引は、障害者手帳などを提示された方及び介護者1名といたします。
・中学生以下の方のみでの入館はできません。但し、学習目的に限り、事前のご連絡をいただければ、当日職員が付き添って展示室をご案内します(来館日等、詳しいことはご相談ください)。[/su_box]

 

 

深川江戸資料館の館内の様子

入場してすぐの展示室。

 

入り口に書かれている注意書きがコチラ

「ままごと遊び」は、他のお客様の迷惑です。

と、言う文言に疑問を感じましたが、後にその理由が判明しました。

 

 

こちらでは浮世絵等が解説と共に展示されておりました。

 

江戸時代から鬼ごっこやかくれんぼ等は子供達の間で親しまれていたようです。

 

展示室の中央には江戸文化に纏わる偉人等の、タペストリーが飾られておりました。

 

こちらは今から約170年前の深川近辺の様子。

こうしてみると現代も残っているような水路等がかなり多いのに気が付きます、当時の治水技術が優れていたのが良く判ります。

 

 

 

前述の通りに私はこちらへ伺う際、一切の予備知識無く向かいました。

その為、こんな感じの展示がずっと続くんだろうと思っていました。(これはこれで雑学を仕入れられて凄く有意義で楽しいと感じていたのですが)

 

しかし先ほどの展示室を後にし、

奥へ進んだ私は驚くような光景を目にしたのです。

 

 

それがこちら

 

江戸の町がそこには広がっておりました。

 

予想外の光景に一気にテンションが上がる私

軽やかな足取りで階段を駆け下り1つ下のフロアーへ。

 

 

こちらのフロアーは江戸の町並みを再現した家屋が立ち並んでおります、しかも家屋だけでなく室内の小物までが細かく再現されているのです。

 

例えばこちらは八百屋さんなのですが

店頭に野菜が並んでおり・・・

 

勿論こちらは作り物ではありますが、実際に手に取って触れる事が可能なのです。

なるほど、だからこちらの資料館は子供だけでの入館が不可だったり、おままごとは迷惑ですのでやめましょうと注意書きがあったりしたのだなと納得。

 

 

館内は夕暮れ時の設定なのか少し薄暗い感じで、それがまたイイ雰囲気でした(о´∀`о)

 

殆どの建物が実際に上がって室内を見学することが可能、室内のちょっとした調度品まで細かく展示されていて凄く面白いです!

ちなみにこの日はゴールデンウィークに訪問したからなのか、大体のおうちのちゃぶだいの上にかしわ餅が置かれていました(о´∀`о)

 

なのでクリスマスに来たらどうなってるのか・・・が、気になります。

 

くつしたが置いてあったら面白いですが、そんな事をしたら世界観が台無しなのでやっぱりそこはスルーでしょうか。

 

 

 

こちらは米俵が貯蔵されている蔵。

私の田舎には子供の頃実際にこんな蔵があったので、少し懐かしくも感じる光景。

 

・・・711枚

・・・1G連

いえ、なんでもありません

 

 

船着場もあります。

 

 

そして船着場の向かいには船宿が。

 

 

館内には数名の係員さんがいらっしゃり、施設内の展示物の解説をしてくださっておりました。

中には海外からの観光客の方向けに英語で解説している方も。

 

 

こちらはお米屋さん

 

室内には帳簿やそろばん

 

 

熊手等が展示されてていかにも商売人の家と言った風情を感じます。

 

 

お茶屋さんでは湯のみ等の小道具も展示されておりました。

 

 

当時の台所の様子、こうして見るととても機能的ですね。

 

仏壇なんかも飾られていたりします。

私の田舎にもこんなタンスがあったなあ・・・。

 


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こちらのお宅にもかしわ餅とちまきがテーブルの上にありました!(о´∀`о)

 

 

 

こちらはアサリ屋さん

「深川ならでは」な、建築物の1つですね。

 

 

店内もこんな感じでアサリの殻があったりと細かく作りこまれています。

 

 

井戸とお稲荷さん。

 

 

 

こちらは厠、所謂トイレ。

あけはなしたれかけ無用

との注意書きがあります。

要するに戸をしめて綺麗に使ってくださいという事です。

 

こちらは割れた瀬戸物専用のごみ捨て場、この頃からある程度ゴミの分別はされていたようです。

 

 

 

天ぷら屋台もあり、こんな感じで実際に天ぷらのサンプルに触れる事も出来ます。

このサンプルを見ていたら串家物語に行きたくなったのですが、一年位前に行ったらランチは豚肉串も無くなり、牛肉串の品質も著しく落ちててガッカリしたのを同時に思い出しました。

串揚げ食べ放題だったらレイクタウン内の楽膳の方が今は良いかと思われます。

 

 

こんな感じでしっかりと細かい所まで作りこまれているのがこちらの施設の一番の魅力、当時の人々の暮らしについて身近に触れる事が出来たような気にさせて下さる素晴らしい施設でした!

 

その後は、同会場内に展示されていた企画展「杉浦日向子の視点」も見学させて頂きました。

※コチラは撮影禁止だった為に写真はありません

 

江戸文化をモチーフにした彼女の作品が解説と共に多数展示されておりました。

 

 

楽しく江戸の文化を学べるこちらの施設、機会があれば是非一度お出かけになってみるのをお薦め致します!

それではまた次の記事で!


花のお江戸の若旦那:彩色江戸漫画

深川江戸資料館 店舗情報

店名 深川江戸資料館
住所 〒135-0021 東京都江東区白河1丁目3−28
電話番号 03-3630-8625
HP https://www.kcf.or.jp/fukagawa/
営業時間 9:30~17:00(月曜定休)

 

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