もう1月も後半にはなってしまい、今更になってしまいますがあけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。
この記事では去年の11月1日から足立区生物園で開催中されている「Gっとみるゴキブリの世界 ガサガサ・ゴソゴソ展」に訪問した時の様子をお伝えします。
今年最初の記事がこれなのもどうかとは思うのですが、こちらのイベントには去年の11月に伺ったにも関わらず、記事にするタイミングを逃してしまっていて気付けばイベントの開催期間も残り1ヶ月とちょっとになってしまいました。
このままでは記事にしないまま展示期間が終了してしまう可能性が高かったので新年1発目で取り上げる事に致しました。
足立区生物園さんは定期的にこの手の特別展を開催しており、初夏にはホタルを間近で見られる「ホタルの夕べ」と言うイベントも毎年開催しています。
恐らく今年も同時期に開催されると思われます、都内でホタルが間近で見られる機会はなかなかありませんので是非皆様も機会がありましたら行かれてみるのをお勧め致します。
[kanren postid="3044"]
Gっとみるゴキブリの世界 ガサガサ・ゴソゴソ展の概要
[su_box title="Gっとみるゴキブリの世界 ガサガサ・ゴソゴソ展" box_color="#ff5dab"]【開催期間】 11月1日(金)~令和2年3月1日(日)
※1部(11月1日~12月28日)は生物園の展示、2部(1月2日~3月1日)は箕面公園昆虫館の展示
【展示場所】 1階 生きもの研究室
※入館料のみで利用可能
【入館料】
大人(高校生以上) 300円(200円)
小人(小中学生) 150円(100円)
【年間パスポート】
(購入日から1年間有効)
大人(高校生以上) 1,200円
小人(小中学生) 600円[/su_box]
Gっとみるゴキブリの世界 ガサガサ・ゴソゴソ展の様子
以前の記事でもお伝えしましたが、足立生物園は竹ノ塚駅から2km程の場所にあり、駅からはメイン通りをずっとまっすぐ行けば迷わず辿り付けます。
生物園の道中にはくるまやラーメンがあり、生物園に行く際にはいつもこちらでご飯を食べるのが私の定番の流れ。
昭和の頃からの古き良きラーメンチェーン、そのノスタルジックな味わいは私に子供の頃の事を思い出させてくれます。
私の一番のお薦めはみそコーンバターラーメンです。
ちなみにくるまやラーメンは店内全面撮影禁止なのでラーメン含めて店内の写真はありません。
生物園は元渕江公園内にあるのですが、公園自体にもたくさんの遊具や、釣堀等もあり設備が充実しています。
そしてこんな謎のシュールな像も展示されています。
ドラゴンボールでこんなシーン見た事あるような無いような。
ちなみに元渕江公園ではゴザの無料貸し出しサービスがあるそうです。
これから暖かくなったらゴザを借りて芝生でお昼寝なんてのも良いかもしれません。
ゴキブリ意識調査の結果、案の定嫌いな人が多いですね。
ここからGの写真なので閲覧注意
水槽による生体の展示の他に、壁にはゴキブリの豆知識が書かれたパネルが展示されております。
家で不意に見かけると悲鳴をあげてしまうようなゴキブリも、
こうして展示されていると興味深い物に見えてしまうから不思議な物ですね。
生体展示だけでなく、標本を実際に触って見る事も出来ます。
折角きたのですから皆様も是非勇気を出して触ってみるのをお勧めします。
ゴキブリの天敵たち。
ポーセリンゴキブリ
主にギニア等アフリカの方に生息しているゴキブリです。
枯葉みたいな色が通常色ですが、たまにバナナみたいな黄色い固体も居たりでポケモンの色違いみたいで素敵。
こちらはペットショップ等で1ペア2500円前後で購入可能です。
ドミノゴキブリ(ドミノローチ)
インド辺りに生息している白と黒の模様と丸っこい身体が愛らしいこちらの種類、ペットとしても人気のようでヤフオクを見たら3ペアで2500円位で売られていました。
ゴキブリに嫌悪感を抱いている方も、こちらならそこまで嫌悪感を抱かずに見られるかもしれません。
ウルシゴキブリ
こちらは日本の在来種で鹿児島より南に主に生息していますが、北海道でも発見された記録があるそうです。
黒々テカテカと正にGなビジュアル。
ハテナゴキブリ(クエスチョンマークドミノローチ)
先ほどのドミノローチと同じく背中に白黒の模様がありますが、こちらのハテナゴキブリは名前の通り模様が?マークっぽいのが特徴です。
ギガンテウスメンガタゴキブリ(ブラベルス・ギガンテウス)
透明な羽根から透けて見えるボディーが可愛らしい大型のゴキブリです。
こちらは幼虫だと安いですが成虫だと1匹5000円以上で取引されることもあるようです。
リュウキュウゴキブリ
名前の通り沖縄等に生息しているゴキブリです。
リュウキュウクチキゴキブリ
名前の通り沖縄等の森の中の朽木に生息しているゴキブリです。
ずんぐりむっくりしてメタリックな質感はペットとしても一定数の人気あるようです。
アルゼンチンモリゴキブリ(デュビア)
爬虫類等を飼っている方にとってはエサとしてお馴染みなのがこちら、名前の通りに南米原産です。
昔は爬虫類のエサと言えばコオロギが定番でしたが、コオロギは「飛んで逃げる、臭い、共食いする、鳴き声が五月蝿い」と様々な難点がありました。
しかしこちらのデュビアは「プラスチックの壁すら登れない、コオロギに比べると臭くない、共食いは余りしない、鳴かない」とコオロギの全ての欠点を補っており、今では爬虫類のエサとして飼育する昆虫としては一番メジャーです。
サイズにも寄りますが安い所だと100匹以上で800円位で買えたりとお手頃で、
さらには繁殖も簡単と正にスーパーフード。
オオゴキブリ
こちらは日本原産、主に森の朽木の中等で生息しています。
メタリックな質感がかっこいいですね。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
ワモンゴキブリ
こちらは所謂家で普通に出て来るタイプのG、ペットローチとは一線を画す正に「G」と言ったその見た目は、大多数の人に嫌悪感をもたらす事でしょう。
原産はアフリカらしいですが今では世界中に広く分布しています。
クロゴキブリ
主に家で一番見かけるメジャーかつ、一番嫌われているある意味ではゴキブリのキングオブキングみたいな奴です。
チャバネゴキブリ
こちらもクロゴキブリと並んで家の中で遭遇する確率が高いチャバネゴキブリです。
子供の頃、古い家に住んでる親戚の家に遊びに行った際、何気なく置いてあったホイホイを覗いて見たところ、こいつが大量に引っかかってて戦慄したんを思い出します。
ヤマトゴキブリ
こちらも日本に元々居た種類のゴキブリで、クロゴキブリとは近親種です。
中国や韓国にも生息しており、ニュージーランドでもこちらのゴキブリが発見されたなんて記録もあるそうです。
インシグニスマダガスカルゴキブリ
マダガスカル島にのみ生息しているゴキブリ、ヤフオクで1P1000~2000円位で売られてたり、50匹4000円で取引されてたりと比較的入手しやすいみたいです。
オブロンゴノータマダガスカルゴキブリ(オブロンゴナータヒッシングローチ )
名前の通りマダガスカル原産の大型ゴキブリ
動きは遅く鳴き声を出すらしいです。
販売価格は1ペアで5000円前後。
ヤヴァニカマダガスカル ゴキブリ(ハロウィンヒッシングローチ)
見ようによっては虎みたいでカッコイイ模様ですね。
こちらもマダガスカル原産、ヤフオク等ではハロウィンヒッシングローチの名称の方が良く用いられているような印象でした。
1ペア辺り1000円前後で取引されているようです。
サツマゴキブリ
モリチャバネゴキブリ
こちらは家に出るような普通のチャバネゴキブリとは違い、森で静かに暮らしているタイプのGです。
ただし見た目は大体同じですが。
ヒメマルゴキブリ
九州よりも南の方に生息しているこちらのゴキブリですが、メスとオスで全く姿が違います。
見た目だけでなく「メスはダンゴムシのように丸くなる」なんて特徴があったりもします。
そんな可愛らしいさのあるゴキブリです。
グロウスポットゴキブリ
南米のベネズエラ辺りに生息しているゴキブリです。
動きも遅く壁も登りませんし、何より見た目も可愛らしいのでペット向き。
ルリゴキブリ
八重山諸島(石垣島、西表島)に生息しているこちらの種類、名前の通り輝く身体をもっています。
ヤフオクでは幼虫10匹で5000円位で取引されておりました。
グリーンバナナゴキブリ(グリーンバナナローチ)
鮮やかなエメラルドグリーンの身体が美しい南米原産の種。
ペットローチとしても人気、幼虫10匹で4000円程度で取引されているようです。
ニジイロゴキブリ(エメラルドジュエルローチ)
ペットローチとしての人気は恐らくベスト5に入るであろうこちらの種。
ベトナム原産で名前の通り虹色に光り輝く美しい身体を持っています。
こちら1ペアで15000円程とかなり高額なのですが・・・それにも納得の美しさ。
そのうち私も飼ってみたいと思っています。
ニホンヤモリ
たまに私の家の外壁にもへばりついていたりするヤモリも、何故か展示されていました。
Gが苦手な家な方にとってヤモリはそれらを駆逐してくれる救世主とも言える存在なのですが、そもそもGだけでなくヤモリも苦手って方も少なからずいらっしゃるのかもしれません。
こちらはツノダルマオコゼ、背びれにハブの数十倍と言う強力な毒を持っているようです。
ひとくちにゴキブリと言っても色んな種類や姿がありますよね。
ちなみに私はチャバネやクロゴキブリは未だに嫌いですが、ペットローチ的なゴキブリは別に平気。
と、言うのも私が家に出て来るゴキブリを嫌悪するのは、姿形どうこうでは鳴く下水道等に生息していると言う汚さが主な嫌悪の原因だからなのです。
足立生物園はバタフライドーム等の常設展も見所!
生物園には常設のバタフライドームがあり、一年中熱帯のチョウが舞う様子を見られます。
ホタルの記事では夜に伺った為にバタフライドームは閉鎖されており紹介が出来ませんでしたのでこちらで軽く紹介させて頂こうと思います。
屋内の水槽等はホタルの記事で紹介しましたので今回は割愛、屋内の展示が気になる方はそちらをご覧下さい。
ドームの中は一年中熱帯の気候が保たれており、冬でも汗ばむような温度です。
そして中にはチョウの飼育に必要な様々な植物が栽培されており見た目も鮮やか。
ドーム内のチョウは人に慣れているようで、ある程度接近しても逃げたりもしません。
なのでじっくりとチョウが花の蜜を吸う様子等が観察出来ます。
ハイビスカスの花も咲いていました。
90年代後半に青春を過ごした方は、この花を見ると色んな事を思い出すんじゃないかと。
チョウチョ達もストレス無く過ごしているのが見ていると判ります。
ちなみに、バタフライドームにはこうしてチョウが花の蜜を吸う様子が観察出来るスポットがあります。
バタフライドームを抜けると昆虫ドームがすぐ隣にあり、初夏に開催されるホタルの夕べもこちらで行われます。
内部はこんな感じで
夏場はカブトムシも見られたりしますが、残念ながら秋冬は特に見るものはありません。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
そして屋外へ
屋外には少数ではありますが動物が飼育されています。
アヒル達も居ます。
ネーミングは食べ物で統一。
フクロウのフッキー。
ワラビーもいます。
マトン・・・じゃなかった、可愛い羊です。
ウサギ&モルモットのケージ
そして全員の名前の一覧です。
今回お届けしたのはガサガサ・ゴソゴソ展の第1弾、現在足立生物園で展示されているのは第2弾なので内容が少し変わっているかと思われます。
もしこちらの記事を見て興味をもたれた方は是非こちらの記事との内容の違いを楽しみつつ生物園に足を運んでみて頂ければと思います。
それではまた次の記事で!
足立区生物園 店舗情報
店名 足立区生物園
住所 〒121-0064 東京都足立区保木間2丁目17−1
電話番号 03-3884-5577
HP http://seibutuen.jp/index.html
営業時間 9:30~17:00 (土曜日は9:30~19:30)月曜定休