こんにちは!
最近新越谷・南越谷近辺でフルーツのキャッチセールスをしている若者を良く見かけます。一回声を掛けられて応じてしまうとかなりしつこく食い下がってくる場合もありますので注意喚起を兼ねてこの記事を作成しました。
彼らの正体は一体なんなのか?
買っても大丈夫なのか?
等についてお伝えしていこうと思います。
目次
フルーツを路上販売している彼等の正体は?
まずはこちらの動画をご覧下さい
恐らくはこの手のフルーツの押し売りで最大手だと思われるのがこちらの会社「ダイナミックフルーツ」です。
全ての業者がここだとは限りませんが、違う社名だったとしてもこちらの関連会社だったりする可能性は高いのでは無いかと思われます。
動画ではTV番組なので良い面だけを上手く切り取られていますが、客観的に見ればやっているのはただの押し売り、しかも動画を見て頂ければ判るように上手いこと年配の方を上手い事口車に乗せて結構な金額で売りつけようとしています。
ちなみに動画にも出てきた1パック3000円と言うのは下記のようなマニュアルがあるらしく
売り文句の定型文句(販売方法のマニュアル?)の特徴
1.最初はまず1パック5000円くらいなんですよ、と言う。
2.でも今なら特別に3000円で販売します、と3000円ラインを持ち出す。
3.3000円は高い、とこちらがゴネるとそこからさらに底値を言い出す。
4.最初はバラ売りはしない、というが、こちらがゴネるとバラ売りもする。
5.バラ売りの場合は、果物一個あたり400円で売ろうとする。
なんて感じで当然ながらスーパーで買うよりもかなり割高な価格です。
さらに言えば
3000円以下で売れば、クーリングオフは適用できないので、売り逃げできる。
と言う所まで考えての値段設定のようです。
恐ろしいですね。
しかもただ割高なだけでは無く産地や流通経路は当然不明ですし安全面には疑問が残ります。
産地等を彼等に聞いて答えてくれた所で
とにかくやるしかないと道行く人に声をかけてみたら、『これはどこ産の野菜ですか?』と聞かれたんですよ。そんな事は聞かされていなかったので正直焦りましたが、売らなくちゃいけないという気持ちが勝ってしまい…つい、適当な産地を言ってしまいました」
なんて感じだったと実際に働いていた方が言っている位ですから正直当てにならないように思います。
取り扱っている食品の安全性は?
私は食品の安全性についてはそこまで神経質ではありませんが、
それでもこの手の方々から食品を買う気にはなりません。
さらに言えば駅前で果物や野菜をトラックで販売してる方々からも私は買いたいとは思えません。
と言うのも、前述のフルーツのキャッチ同様にまず流通経路が不明ですし、場合によっては農家から窃盗した物を売っている可能性すらあるからです。
そんな事を言うと
「私の知り合いが路上で野菜を売ってるけど、ちゃんと自分の畑から取った物を売っている!適当な事を言うな!」
等と憤慨される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、一般消費者には駅前でトラック販売をしている方々が「普通の農家なのか」それとも「盗んだ野菜を売っている悪人なのか」を完璧に見分けるのは不可能です。
「流通経路が不明だし、どんなに人の良さそうな方だったとしても私の知りうる限りの情報では窃盗品の可能性をゼロには出来ないので買わない」
と、私が思っているだけでどう判断するかは人それぞれですし、当たり前の話ですが彼等から野菜や果物を買う人を否定はしません。
あくまで個人的な価値観を述べているだけとご理解下さい。
路上販売されているフルーツは窃盗品等では無いでしょうが、先ほど引用させて頂いた記事には
帰りの送迎バスで隣の席になった女性から、ここで売っている野菜はその日の市場で人気の無いものや、廃棄寸前の物をタダ同然で仕入れた物だという事を聞き……。
見た目の悪い野菜を売る時は、有機野菜だと言うと売れるよ、とアドバイスされ、ゾッとして速攻でこの仕事を辞めたんだとか。
なんて書いてあったり、その他の彼等について記した記事を見てもまともなルートでは無さそうですので手を出さない方が個人的には無難かなと思います。
やはり野菜や果物に限らず食品は生産者の顔が見える、
もしくは流通経路がしっかりしている所で買いたいですね。
[itemlink post_id="624" price=”” alabel="Amazonで探す" rlabel="楽天市場で探す" ylabel="Yahooショッピングで探す]
売り子も騙されている!?「労働マルチ」と呼ばれる彼らのブラックな業務の実態
さて、次に売り子をしている彼等についてですが、彼らも実は大まかに言えば被害者なのです。
こちらの記事にアルバイト情報誌に掲載されていた「日給1万円」と言う広告を見て応募した方の体験談が載っていますが・・・
A子さんは、1日目はフルーツを40個売った。すると、リーダーから「今日はがんばったね』と4000円を手渡された。ボーナスかと思って喜んでいたが、それはその日の日当だったという。
つまり、「日給1万円」という広告はウソで、完全出来高払いで、当日の売り上げ分に対して数千円が支払われるのみなのだ。
「2日目、3日目と、なかなか売れませんでした。ただ、3日目終了後に『できたら、給料は当日払いにしてほしい』とお願いすると、リーダーは『えっ、もう出来高の4000円は払ってますよ』と答えた。『それはおかしい。日給1万円と書いてあったから働いている』と日給の支払いを強く要求すると、そのリーダーは困惑したように『今、手元には2万円しかない。これで勘弁してほしい』と2万円を手渡された」
ご覧のように実際の条件が全く違ったりなんて事もザラのようです。彼女のように労働条件が全く違うだけならまだマシで売れ残った果物は買取りさせられるなんて契約で売り子をさせられてる子も居るそうです。
もしも知人とかがこの仕事をやっていたならば全力で止めるべきですが、この仕事を続けちゃってる子の大多数は「独立して自分の店を持てる」とかの甘言に完全に洗脳されちゃってる場合が殆どなので説得しても徒労に終わる場合が多いです。
なので適当に距離を置いて目が覚めるのを待つのが一番良いんじゃないでしょうかね。
そして万が一。実際に売り子をやっている方がこの記事を目にした時の為に私からのアドバイスをおせっかいながら記載させて頂きます。
貴方達は騙されている、すぐに辞めて他の仕事を探して下さい
貴重な若い時間をそんな事で無駄に消費しないで下さい
以上。
ちなみに前述のダイナミックフルーツの面接を実際に受けた人の記事も発見しましたのでそちらも掲載しておきます。
少し前に話題になった「駅前で果物を売る会社」の採用試験を受けた友達に話を聞いてきた
私は労働においてもっとも優先されるべきは「賃金」だと考えています。これは決して賃金が高ければ良いと言う話ではなく、「労働の対価として見合った報酬がしっかりと支払われているか?」が何より重要だと言う事。
上記のような労働マルチや、世間で言われているようなブラック企業等は賃金を低く抑え、そして賃金を抑えた部分を「やりがい」だのと実態の無い物で洗脳して労働させているのです。
これだけは言っておきます。
「夢」だの「やりがい」だの「未来の自分への投資」だのとスピリチュアルな物をやたら強調するような会社や仕事は大体碌な物じゃありません。
あくまでその手の物は、安心して仕事に打ち込める生活環境を与えた上で言うべき言葉であると私は考えています。
こういう業者とはどんな形でも「関わらない」のが一番!
値段が安くない所か、むしろ割高で流通経路も不明な彼等の商品を買うメリットはありません、そして彼等の所で働いても前述の通り「夢」をエサに貴重な若い時間と労働力を搾取されるだけです。
つまりは売る側に回っても買う側に回っても損しかしない訳です。
なので
彼等とはいかなる形でも関わらない
が、個人的には一番良いのではないかと思いました。
それではまた次の記事で!
[itemlink post_id="617" price=”” alabel="Amazonで探す" rlabel="楽天市場で探す" ylabel="Yahooショッピングで探す"]