こんにちは!
今回の記事では私がWEBライターとしてしばらく副業をやっていた時の事をお話させて頂こうと思います。ネットでも良くWEBライターの募集ってありますよね?
WEBライターと言ってもピンキリで、オフィスに通ってヤフーニュースとかの記事を作っているような方も居れば、自宅でサイト製作の外注のような感じで業務を請け負うような方も居るわけで、WEBライターと言っても様々ですからひとくくりには出来ません。
そして私がやっていたのは
自宅で開いた時間を有効活用出来る!
なんて感じの奴でしたからまあ間違いなくキリですw
ただ逆に一般の方が副業でWEBライターと言う物に手を出す場合、私と似通った待遇になる場合が殆どだと思うので、もしもその手のお仕事に興味がある方の参考になればと思い今回この記事を書かせて頂きました。
自宅でのWEBライティング業務は基本的に完全出来高制
基本的にWEBライターと言う物はオフィス勤務でも無い限りは完全出来高制で、単純な文章作成のみの場合は
1文字○○円
と言った感じになる事が殆どだと思います。
1文字で4円~5円位になればWEBライティングではかなりの高単価ですが、安い所だと10文字1円なんて所もあったりと報酬の幅はかなり広いです。
当然1文字当たりの金額が高いほうが稼げるのは当たり前なのですが、取り扱う題材によって文章作成の効率がかなり変わると言うのは念頭に置いておいた方が良いかと思います。
例えば自分が得意なジャンルについて文章を書けと言われれば、特に調べ物をする必要も無くある程度スラスラと書く事が出来るだろうと思いますが、全く自分が知らないジャンルについての文章を書かなければいけない場合、ちょっと書いて調べ物をして・・・と言った感じで単価が高くても作業時間で考えると効率が悪かったりする事もしばしば。
なので単純な単価だけでなく取り扱う題材含めて仕事は引き受けた方が良いかと思われます。
ちなみに私が1文字幾らで文章作成をしていた時の条件は
○○文字以下は1文字1円
○○文字以上△△文字以下は1文字1.5円
△△文字以上××文字以下は1文字2円
××文字文字以上□□文字以下は1文字2.5円
□□文字以上は1文字3円
と言った感じで長く書くほど単価が上がるような感じでした。
やはり題材によって作成時間にかなりムラが出る上に、自分が知識が無い物ほど調べ物の時間がかかり、さらに長く文章を書くのが難しくなる為、そういう題材だと時給換算すると500円以下になったりもしました。
ただ、この条件で仕事をしていた時は、まだ向こうから記事の題材について指定があったので「何を書こうか」と考えるなんて時間もありませんでしたし、逆に自分が得意なジャンルだったりすれば時給換算すると2000円以上になる事もあったりしたので条件としてはそう悪くも無かったんですよ。
問題だったのは・・・
キュレーションサイトの記事更新業務が辛かった・・・
皆さんはキュレーションサイトってご存知でしょうか?
代表的なのはNAVERまとめあたりの、判りやすく言えばまとめサイトみたいな物です。
一昨年辺りに大手の会社がその手のキュレーションサイトを運営した際に色々と炎上しましたが、当時はその手のキュレーションメディアと言うのがどうやらかなり流行っていたようで・・・
私にWEBライティングの依頼をしていた会社もその手のキュレーションサイトの運営をはじめたんですね、それで私の所にも記事作成の業務が回ってきたと言う流れです。
「かなり本格的なシステムを入れた」と担当の方が言ってたのですが、そこまで豪語するだけあり大手ブログサービスのようにブラウザ上だけでほぼ更新作業の全てが完結するような使いやすいシステムとなっておりました。(ただし色々と細かいバグはありましたが)
そちらの更新ツールの使い方を説明され、後は「公共良俗に違反せず、ネットでバズりそうな記事を作ってください」なんて感じの簡素な説明で業務をやる事に。
ちなみに報酬は1記事500円+アクセスが良かったらそれに応じたボーナスと言った感じでパッと見はかなり良さそうな条件だったんですね。
1時間で3記事作れれば時給換算で1500円かぁ~~
と、ライティング業務にもある程度慣れていた私は皮算用をしてニンマリしていたのですが・・・
実際にやってみると1時間で3記事どころか1記事も作れない事もしばしばでしたorz
と、言うのもキュレーションサイトと言うのは、自分で文章を書くなんてのは補足で注釈を付ける程度に過ぎない事が殆どで、ライティング業務とは大分赴きが違ったのです。
色々なウェブサイトを開き、法的に認められる程度の範囲内で文章や画像の引用をしてと、言うのをちょこちょこ繰り返して記事を作る・・・例えるならばホテルブッフェで大皿に料理を少しずつ盛り付けていくかのような作業の為、手間が文書作成の比じゃなくかかってしまうんです。
さらには記事の題材も自分で考えなければならないと言うのもキツかったです。
更新して数日後、余りにも題材に悩む時間が多いので「慣れるまででも良いのである程度指標を頂けないでしょうか?」と依頼主にお願いしてみたのですが「題材を考える所も含めてのお仕事ですw」と、草付きで言われてしまったので仕方なく引き下がりました。(依頼主とのやり取りは大体スカイプでした)
さらには公共良俗に違反しないような内容って縛りが意外とネックになってたんですよね。
これは一般的な基準とは違いサイトに掲載している広告主の基準、もっと言えば広告主にNGを喰らわぬようさらに依頼主側で忖度した基準なので、意外な言葉やジャンルがNGになってしまうんですね。
で、ここが私がやる気を無くした1番の理由なのですが
上記の通りに簡素な説明しか受けてない状況なのにも関わらず、多い時には1時間以上かけて作った記事を依頼者の感覚的な物だけでNGにされる訳です。
そしてその分の報酬は支払われないんですよ。
仕事が遅くて時給換算が酷い事になってるのは私の能力不足って面もあるでしょうから、そこは依頼主を責めはしませんが、どうしてもそれに納得が行かなくなってしまいました。
勿論クライアントの立場だと「失敗作に金が払える訳無いだろう」と言う理屈は判るのですが、だったら最初からきちんとガイドラインを設けてくれよ~と、納得のいかないモヤモヤをそれからずっと抱えつつ仕事をしていました。
そしてもう1つモヤモヤした点は、アクセスがあったらそれに応じたボーナスと言う当初提示されていた条件ですが、具体的に○○日で○○アクセス以上で○○円みたいな明確な基準は、私が業務を初めてから退職するまで一切伝えられる事はありませんでした。
依頼主もキュレーションサイトの運営にまだ慣れておらず、様子見しつつでなかなかガイドラインや給料形態を明確に設定するのは難しかったのかもしれないのですが、私は日増しに「ちょっとやってらんないなあ」と思うようになりました。
そしてある日ふと
どうせボーナスが貰えないならば、アクセスが集まる記事を書くよりNGにならない安全な記事を書けば良いんじゃないだろうか?
そんな考えに至りました。
そこからはもうあれですよ。
ネコの種類を紹介するだけの記事を作ってみたり
犬の種類を紹介するだけの記事を作ってみたり
教育テレビで使えそうなレベルで健全な題材の記事ばかりを作るようにしました。
最初のうちは依頼主に「この記事はちょっと・・・」と言われても
こういうのが細く長くアクセスを稼いでくれるんですよ!
SEOですよ!(良く判ってない)
なんて言い訳をしてたんですけれども、キュレーションサイトと言うのはいかにSNS等で拡散されて短期間でバズるかおをメインの流入元として考えているようで、その手の記事は基本余り求めてないみたいでした。
もう辞めてから数年経つので、あの頃の私が作った記事の中には細く長く今もアクセスを稼いでるような物も実際にはあるだろうとは思うんですけどね。
ちなみにそのキュレーションサイトには10人以上のライターさんが私と同じような条件で雇われてて、毎日数十記事をアップロードしていたのですが、私の記事は他の方と比べてもアクセスは低かったです。
そんな安全な記事だけを作り続けて2週間後でしょうか、とうとう依頼主の方より
あの記事じゃ利益が出ないので原稿料は払えない
と、言われてしまった為
すみません、では辞めさせて下さい
と、お願いして無事退職致しましたw
殆どがスカイプのみのやり取りだったのでこういう時は関係を断ち切るのが気楽なのは良い所です。
ちなみにそんなネコやら犬やらの健全な記事の更新料については文句を言われましたがきちんと頂けました。
これはあくまで私の体験談で、依頼主によってガラリと条件や環境含めて変わるでしょう。
なのでこの記事を真に受けて「WEBライターってあんまり稼げないんだな!」等と思ってしまうのはいささか早計でしょう。
ちなみにこの記事を作るのに私はもう2時間以上費やしておりますが、ここまでほぼオリジナルの文章を3500文字以上書いているのですから、これを1文字1円として考えたとしても時給換算で言えば悪くないどころかむしろ良い位なのです。
なので個人的にお薦めしたいのは、文章を書くだけの単純なライティング作業であればお薦めします。逆にブログ等の校正含めた記事作成はお薦めしません。
以上、WEBライターをやってみたいと言う方へ参考になればと思い過去の体験談を記してみました。
WEBライターに興味が沸いた方へ
私の体験談を読んでウェブライターに興味が沸いたなんて方は余りいないでしょうが、万が一そんな方がいらっしゃった時の為に、手っ取り早くWEBライターになる方法をお知らせします。
私は知人のツテでしたがWebライター専門の求人サイト、それもなるべく大手サイトを使うのが一番お薦めの方法。
特にお薦めのサイトはライター登録者数が40万人を超える最大手のShinobiライティング!ここならば気軽にちょっとした文章作成のお仕事からはじめられ、さらにはお仕事自体も絶え間なくありますので最初のうちはここでWEBライティングと言う業務について慣れるのが王道です。
大手なのもあってサポートもしっかりしてるのが強み・・・ですがデメリットとしてはお小遣い以上、本業レベルで稼ぐのは若干難しいです。なのでshinobiライティングはあくまで入門用と考え、むしろライティングの能力が上がったら別のサイトにも登録して業務を請け負った方が良いかもしれません。
こちらのサグーライティングさんのプラチナライターは、他と比べて高報酬の案件が多いのですが、当然記事に求められるクオリティも高い為、慣れないうちにこちらの案件を請け負ってしまうと逆に全く稼げないなんて事にもなってしまう可能性が高いです。
ただし慣れている方であればこちらから請け負う仕事だけで十分食べていける位に稼げたりもしますので、本格的にWEBライターを目指すのであれば避けて通れないサイトでもあります。
ちなみにサグーワークスさんはプラチナライターだけでなく普通のライターさんも募集していますので、最初はこっちで登録してプラチナを目指すと言うのも良いかもしれません。
↓こっちが通常ライター募集のページ
サグーワークス
そしてこちらのクラウドワークスさんは、ライターだけでなく在宅でのデータ入力業務や、企業のロゴ作成業務、アプリ開発業務等、多岐に渡るウェブ関係の在宅ワークを紹介してくれるサイトです。
「文章書くのは苦手だけどフォトショは使えるよ!」
「趣味でイラスト描いてるからイラストレーターは使いこなせる!」
なんて方にもマッチングするような在宅のお仕事がありますのでライティングよりもむしろその手のお仕事の方が向いていそうだと思う方はこちらを覗いてみると良いかもしれません。
以上、私の人生の引き出しをちょこっとだけ開いてお届けしました。
寒い冬や暑い夏、外に出たくない・・・むしろ化粧もしたくないなんて時でもお仕事が出来るのが在宅ワークの一番の強み。
これからの時代は在宅ワーク自体が重要な選択肢の1つになるでしょうから、今のうちに経験しておくのも悪くないんじゃないでしょうか?
ただしこれだけは本気で言っておきますが、SNSとかで個人的にWEBライターを募集しているような求人には絶対に応募をお薦めしません。給料体型がルーズな場合も多々ありますし、何より入稿しても給料未払いのまま逃げられる可能性すらあるからです。
最初はきちんと会社を通しての業務に携わるのが安全です。
それではまた次の記事で!
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