大改修工事の為、2022年3月31日から令和7年度(予定)まで長期休館してしまう江戸東京博物館。
以前初めて訪問した際にその充実した内容に感動したので、改修前の姿を最後にもう一度見ておきたいと思い今回再訪問してきました。
前回の訪問も記事にしてあるので、そちらも合わせて御覧下さい。
むしろ今回は大分端折って紹介しているのでそちらの方が詳しく記載されています。
両国 江戸東京博物館は江戸時代~現代までの東京を学べる素晴らしい施設でした!
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目次
江戸東京博物館の外観とチケット売り場
東京都江戸東京博物館はJRもしくは地下鉄大江戸線の両国駅からすぐ。
駅からはこんな感じで案内の看板等が分かり易く設置されていますので迷わず来れるかと。
階段を上るとエントランス、まずはチケット売り場でチケットを購入します。
こちらがチケット売り場。
混雑を予想して早めの時間帯(開館してから15分後位)に行ったので、チケット売り場はそんなに混んでいませんでした。
この時点では館内もまだそんなに混んでいないのだろうなと思っていたのですが・・・。
ちなみに3月31日まで「welcomeYouth」のキャンペーンをやっており、18歳以下は無料です。
春休みのお子様を連れて行くのにぴったりの施設ですね。
上記ポスターの4月3日までと言う表記に
「もしかしたら他の博物館でも同様のキャンペーン対称になっている施設があるのでは?」
と、ピンと来たので調べてみた所
東京都庭園美術館
東京都江戸東京博物館
江戸東京たてもの園
東京都写真美術館
東京都現代美術館
東京都美術館
の計6施設が今回のキャンペーン対象で18歳以下は無料で見られるようです。
春休みの予定の1つとしてお子様がいらっしゃる方はご検討されるのも良いかもしれません。
チケット購入後はこちらのエスカレーターで館内へ。
このエスカレーター、SF的な近未来感があってとっても好きです。
2022年3月 東京都江戸東京博物館の館内の様子
江戸時代ゾーン
チケット売り場はそんなに混んでなかったので館内もそうでも無いのかなと思いきや御覧の混み具合。
上から眺める中村座。
結構な密ですが、その分係員さんが結構立ってて、マスクがずれた人に声かけしたりしていました。
絵草紙屋さん、個人的には武将の鎧とか刀剣とかの展示よりもこういう町並みの再現施設にぐっと来ます。
立ち食い寿司屋。
この写真だと分かりづらいのですが一貫が現代のおにぎり位の大きさです。
下から眺める中村座。
その他の展示物については前回の訪問記事でそこらへんは詳しく紹介したので今回は端折ります。
明治・大正・昭和近代ゾーン
明治時代の教科書、今とちょこちょこかな使いが違うのが分かります。
以前の訪問でも撮影したニコライ堂の模型、実は時間帯によって中が見えるギミックが仕掛けられていました。
1時間のうち3回しか行っておらず、前回の訪問では気が付かなかったので再訪して良かった。
明治時代の街中のジオラマ、こちらもスポットライトで注目する部分の解説がされたりと言うギミックが施されていました。
日本初の電動式エレベーターが設置された事で有名な、かつて浅草にあった十二階建ての展望施設「凌雲閣」です。
こないだネトフリで浅草キッドを観たおかげで、浅草と聞くとなんかぐっと来ます。
こちらの展示してある車はフォードA型、左奥の赤い奴が当時のガソリン給油機のようです。
明治初期の家屋、まだ江戸時代の名残が残っている雰囲気です。
こちらは大正時代の和洋折衷な住宅、今見てもオシャレです。
当時の建物をそのまま使ったもしくは一部改修して使ってる旅館や喫茶店が多く残るのも頷けます。
戦争の爆撃でひしゃげた鉄骨、今(2022年3月)こういうのをみるとどうしてもウクライナの事を考えてしまいます。
昭和の団地の内部、高度経済成長期って感じがします。
と言うか私が子供の頃に近所に団地があった(正確に言えばは今もある)のですが、勿論時代は多少違うので家具等はここまでレトロではありませんでしたが、内装は本当にこんな感じでした。
こちらのおうち、以前は内部に入れたのですが・・・
残念ながらコロナの影響で中に入れなくなってしまっていました。
一通り見て回って帰ろうとしたのですが、
中村座の前に何やら行列が出来ていたので見てみると
なんとマスコットキャラクターのギボちゃんとの写真撮影会が行われていました!
普段だったらこの手の撮影に並んだりしないのですが
「この機会を逃したらもしかしたら二度とギボちゃんと写真は撮れないかもしれない」
なんて思ったので、記念にと私達も行列に並び写真を撮って貰う事にしました。
その時の写真がコチラ
良い思い出になりました。
その後私達は
記念にギボちゃんグッズが欲しい!!
と、ミュージアムショップへと向かったのですが…
館内のミュージアムショップは恐らくコロナ対策で閉店中。
1Fにあるミュージアムショップのみが営業していると言う事で、ここで江戸東京博物館は出る事に
初訪問の時はじっくり見てさらには特別展示まで見たので滞在時間は3時間を超えていましたが、今回はさっくりと見たので1時間半程でした。
江戸東京博物館ミュージアムショップの様子
再びエスカレーターに乗って下階へ。
下りの方がより近未来感が感じられるような気がします(個人的感想)
このエスカレーターも改修の再にデザインが変わるのかもしれませんね。
そして到着したミュージアムショップ、まだ早い時間だから博物館の見学を終えてここまでたどり着いた方はそこまで多く無い様でそんなに混雑はしていませんでした。
しかし
探せど探せど…
ギボちゃんグッズが無い!!!
Why japanese people!?
と、言う事で店員さんに意を決して聞いてみた所…
ギボちゃんグッズは全て売り切れ
との事。
休館間近だからこればっかりは仕方ありません。
ちなみにメルカリを検索してみましたが、ギボちゃんグッズを転売する人は居ませんでしたので何故だかホッと一安心。
仕方が無いので唯一ギボちゃんらしさが感じられた
江戸東京博物館蒸しきんつば 9個入り(648円)
を購入して帰りました。
こちらはこんな感じできんつばにギボちゃんが判押しされています。
家に帰って食べてみましたが普通に美味しいきんつばでした。
値段も良心的で、さすが都が運営している施設と言った感じです。
東京都江戸東京博物館 詳細情報
東京都江戸東京博物館 詳細情報 | |
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住所 | 〒130-0015 東京都墨田区横網1丁目4−1 |
電話番号 | 03-3626-9974 |
HP | https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/ |
営業時間 | 【火~金曜日】 9時30分~17時30分【土曜日】 9時30分~19時30分【定休日】 月曜日 |
あとがき
後わずかな期間ではありますが、まだ改修前の江戸東京博物館を見て回るチャンスはあります。
現在は18歳未満は無料ですし、教育的側面からも春休みのお子様にはとてもお薦めの施設です。
再開予定は令和7年度中を予定と言う事で、3年間は入れないのですから是非機会がありましたら足を運んでみて頂ければと思います。
それでは!