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雑記

プロディジー(The Prodigy)のボーカル「キース・フリント」の訃報にとてもやるせない気分

こんにちは、昨日プロディジーのボーカル兼パフォーマーであるキース・フリントの訃報を知り本当に悲しい気分になっております。

プロディジーとの出会いはもう20年以上前にもなるでしょうか

思春期にちょっと背伸びして洋楽に手を出してみたくなるなんてのはきっと誰しもが通る道だと思うのですが、そんな時期を迎えた私がCD屋に入り何気なく手に取ったのがプロディジーの名盤「ザ・ファット・オブ・ザ・ランド (通称カニ)」でした。

 

↓コレ


The Fat of the Land [Explicit]

 

このインパクトのあるデザインに心惹かれ、彼らどころかテクノと言うジャンルすら殆ど知らなかったにも関わらず人生で初めてジャケ買いと言う行動を取ってしまった私。

そして家に帰り「さてどんな曲なのだろう?」と何の予備知識も無くCDをセットしたのですが・・・

 

何だこれは!?

 

と、初めて触れるテクノ(この頃の彼らはデジロック等とも評されていました)に衝撃を受ける私。

 

私は音楽には今も昔もそんなに詳しく無いのでトラックがどうこうとか、そういう薀蓄や講釈を垂れられるような知識はありませんが、とにかく当時の私は彼らの音楽に文字通り

 

魂が震える

 

ような物を感じました。

 

 

特に気に入ったのはシングルとしても発売されたコチラ

彼らの代表曲の1つでもあるファイアースターター

 

まるでエネルギーを充填しているかのようなイントロから、それが一気に爆発するようなその後の流れは正に曲名の通り。

 

今でこそ気になったアーティストが居ればちょっと検索すればその人達についての情報をすぐに手に入れる事が出来ますが当時はネットなんて物も余り発達しておらず、彼らがどういう人達なのかを知るには本屋さんでその手の雑誌を購入したり、CDショップのPOPなんかを見たりする位の手段しかありませんでした。

 

しかし彼らに興味が沸いた私はそれから中古CDショップ等に通い彼らの過去のアルバムである「エクスペリエンス」や「ミュージック・フォー・ザ・ジルテッド・ジェネレーション」等も購入。

 

プロディジーについて良く知らない方も、もしかしたらタモリ倶楽部の空耳で御馴染みだったコチラの曲はご存知かもしれません。

変なおっちゃん言うたヨッシャもっかい飯島にしよう他にしよう他にしよう

と、言う秀逸な空耳で見事ジャンパーを獲得、今見ても面白い伝説の空耳です(о´∀`о)

 

当時音楽好きな人に「プロディジーにハマってる」なんて言うと、じゃあ「ケミカルブラザーズも好きでしょ?」等とほぼ必ず言われました。

数人に言われた際にそちらにも興味が沸いた私は、レンタルCDショップでさらばダスト惑星だったかな・・・を借りて聞いてみたのですがケミカルブラザーズは正直そこまで刺さらなかったんですよね。

もっともそれからしばらくして再度じっくりとケミカルブラザーズに触れた際には、良い楽曲もたくさんあるのを知ったのですけれども。

 

当時の私がプロディジーで一番お気に入りだった楽曲は「voodoo people」

 

こちらの楽曲はPendulumによるRemixも有名ですね(о´∀`о)


Remixってすでに完成されている料理に無理矢理手を加えて本来の持ち味を損なってしまっていると感じるような楽曲も多いですが、こちらはPV含めて素晴らしい!

PVに登場するプロディジーの面々も可愛らしくて素敵。

 

 

その後しばらくして7年ぶりにアルバム発売!と話題になったこちらのアルバム


Always Outnumbered, Never...

 

即購入して聞いてみるも

 

アレ?

 

と言う印象で、求めていた物と何か違いました。

7年と言う歳月と、前作が余りにも偉大すぎたのもあってプロディジーに対するハードルが高過ぎだったのかもしれません

 

 

それからプロディジーに対する興味も徐々に薄れてしまっていたのですが・・・

 

 

2009年に発表されたomenのPVを見て

 

これだよコレコレ!(о´∀`о)

 

と、久しぶりに歓喜した私。

 

 

こちらのomenが収録された2009年発売のアルバム「インヴェーダーズ・マスト・ダイ」


Invaders Must Die-Special Edition

インヴェーダーズ・マスト・ダイはそれ以外にも納得の出来栄えで、私の中で再びプロディジー熱が再燃。

 

 

 

 

その後2015年に6枚目のアルバムザ・デイ・イズ・マイ・エネミーを発表しましたが、その中で一番私が好きな曲がコチラの「Wild Frontier」

PVの雰囲気含めて一瞬で刺さりました。

 

 

そして去年末に発表された最新アルバム


NO TOURISTS

その中でも一番私がProdigyっぽさを感じた曲がコチラ

 

 

そんな私にとっては90年代に最も聴いたアーティストでもあるプロディジーのボーカルの1人が49歳と言うまだまだこれからな年齢で自ら命を絶ち亡くなってしまったと言う事で、勿論私だけでは無く世界中の著名人を多数含む人々が彼の死を悼んでおります。

ちなみに彼の妻は日本人のカイ・マユミさんと言うDJとしても活動されている方ですが彼女はインスタグラム等はやっておりません

一部のまとめサイトとかが全然別の方であるまゆみさんと言う方のインスタグラムをキース・フリントの奥さんであるかのような紹介をされており、そのせいもあってかその方は全然別人なのにも関わらず国内外含めて誹謗中傷のコメントをされてしまっており可哀想なことになっておりました。

ご注意下さい。

 

そんなこんなで悲しいというよりは信じられないと言った気分です。

それではまた次の記事で!

 

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